
ムハマド・アリ氏、世界が驚いた「キンシャサの奇跡」
プロボクシングの元世界ヘビー級王者、ムハマド・アリ氏が3日(日本時間4日)、呼吸器系の病気で入院していた米国アリゾナ州フェニックスの病院で死去した。74歳だった。
プロボクシングの元世界ヘビー級王者、ムハマド・アリ氏が3日(日本時間4日)、呼吸器系の病気で入院していた米国アリゾナ州フェニックスの病院で死去した。74歳だった。
アリを追いかけた未明の“ロードワーク”は、40年たったいまでも忘れがたい思い出だ。
アリ氏はプロボクサーとしての枠を超え、人種や宗教に対する差別に抵抗し続けた。
同時代に活躍した元世界バンタム級王者・ファイティング原田氏「もう世界中を探しても、ああいうスーパースターは出てこないだろう。大きな損失。ショックで仕方ない」元WBA世界Lフライ級王者・具志堅用高氏「(アントニオ猪木氏との異種格闘技戦の際に)生で見たいと朝6時くらいから(ホテルで)待っていた。エレベーターから赤いじゅうたんが敷かれて(ロードワークのために外へ)走っていった。大きくて力士みたいだった」前WBA世界Sフェザー級スーパー王者・内山高志「ボクシングのスタイルも好きだし、差別とかと闘ってきたのもすごいと思っていた。憧れというか雲の上の存在。一度は会ってみたかった」ロンドン五輪ミドル級金メダリスト・村田諒太「伝説の人が亡くなって一つの時代が終焉、また新しい時代が始まったのかなと思う。ボクシングの枠を飛び越えたヒーロー。全てがドラマになる人だったのだと思う」元3階級世界王者・亀田興毅氏「アリのスタイルとパフォーマンスなど、大きく影響を受けた」ボクシングに詳しい作家・安部譲二さん「僕にとっては、ムハマド・アリというよりも、改名前のカシアス・クレイの登場が衝撃的だった。バンタム級のように華麗なフットワークをヘビー級に持ち込み、まさにF1レースのマシンが公道を走っているかのようだった」
プロボクシングの元世界ヘビー級王者、ムハマド・アリ氏が3日(日本時間4日)、呼吸器系の病気で入院していた米国アリゾナ州フェニックスの病院で死去した。74歳だった。
米NBCテレビなどは4日、呼吸器系の病気で入院していたボクシングの元世界ヘビー級王者のムハマド・アリ氏が死去したと報じた。
米NBCテレビなどは4日、呼吸器系の病気で入院していたボクシングの元世界ヘビー級王者のムハマド・アリ氏が死去したと報じた。74歳。 米ケンタッキー州ルイビル出身。1960年ローマ五輪のライトヘビー級で金メダルに輝いた。プロでは64年にソニー・リストン(米国)から世界ヘビー級王座を奪うと、9度の防衛に成功。
プロボクシングWBA世界フライ級王者の井岡一翔(27)=井岡=が3日、大阪市内の同ジムで会見を開き、同級7位のキービン・ララ(21)=ニカラグア=と7月20日にエディオンアリーナ大阪で3度目の防衛戦を行うことを発表した。
世界ボクシング協会(WBA)フライ級王者の井岡一翔(井岡)が7月20日にエディオンアリーナ大阪で3度目の防衛戦を行うことが決まり、所属ジムが3日発表した。相手は同級7位で21歳のキービン・ララ(ニカラグア)。大阪市内で記者会見した井岡は「今まで通り、高い意識で臨む。早く試合がしたい」と意気込みを述べた。
ボクシングの元ヘビー級世界王者のムハマド・アリ氏(74)が呼吸に関する問題で入院したと2日、米メディアが報じた。広報担当者が明らかにしたもので、フェニックスの病院で治療を受けており、容体は安定しているという。
国際ボクシング連盟(AIBA)は1日、スイスのローザンヌで総会を開き、8月のリオデジャネイロ五輪で全てのプロ選手の参加を可能にする規定改正案を投票で決議した。ただ、世界ボクシング評議会(WBC)は安全面への懸念から反対しており、五輪へのスターの参加は困難との見方が出ている。
第69回関東大学ボクシングリーグ戦第2週目が28日、東京・後楽園ホールで行われた。
2012年ロンドン五輪のボクシング男子バンタム級で銅メダルに輝いた清水聡(30)=ミキハウス=がプロに転向する意向であることが28日、関係者への取材で分かった。所属先は大橋ジムが有力とみられる。ライト級でリオデジャネイロ五輪を目指したが、国内選考会で敗れた。
世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級の王座を返上し、ライトフライ級に1階級上げた田中恒成(畑中)が28日、名古屋国際会議場で行われたノンタイトル10回戦(契約体重50キロ)で、レネ・パティラノ(フィリピン)に6回2分23秒でKO勝ちした。
ボクシングの世界主要4団体で6階級制覇したプロボクサーのマニー・パッキャオ氏(37)が、リオデジャネイロ五輪への出場を断念したことが28日分かった。パッキャオ氏は9日の大統領選と同時実施された上院選で当選しており、当面は議員活動に集中するとしている。
モデルボクサーで東洋太平洋女子Sバンタム級王者の高野人母美(28)=協栄=が27日、東京都内の所属ジムで会見を開き、6月6日の試合(後楽園ホール)限りでの引退を撤回した。
プロボクシングの元WBO世界ミニマム級王者・田中恒成(20)=畑中=が27日、愛知・名古屋市内でノンタイトル10回戦(28日)の前日計量に臨み、リミットの50キロでクリア。対戦相手のレネ・パティラノ(24)=フィリピン=は49・1キロでパスした。今回はLフライ級に上げて、2階級制覇を目指す前哨戦。
18日に引退を表明した東洋太平洋女子Sバンタム級王者の高野人母美(28)=協栄=が27日、東京都内の所属ジムで会見し、引退を撤回し、現役を続行することを明らかにした。6月6日(東京・後楽園ホール)に予定された試合は中止となり、2ラウンドのエキシビションマッチを行う。
次戦(6月6日)限りでの引退を表明しているモデルボクサーの高野人母美(28)をプロモートする協栄ジムの金平桂一郎会長(50)が26日、ツイッターを更新。27日に東京都内で行われる高野の会見について「真意を明らかにするつもり」とつぶやいた。同会長は次戦を中止する意向を示している。高野はこの日、イベントに出演。進退に関するコメントはなかった。
「第69回関東大学ボクシングリーグ戦」第2週が28日、東京・後楽園ホールで開催される。第1週目は、昨年順位が1位と6位、2位と5位、3位と4位がそれぞれ対戦し、1・2部リーグともに上位3校がそれぞれ手堅く勝利した。第2週目の28日は昨年順位が1位と5位、3位と6位、2位と4位が両リーグとも戦う。
福澤諭吉が創設した大学で、「独立自尊」を教育の基本とするのは有名。1991年の入替戦で3部リーグに転落したものの、2014年シーズンに悲願の2部リーグ復帰を果たした慶大ボクシング部。お洒落でスマートな“慶応ボーイ”のイメージが強いが、実は、慶大ボクシング部の歴史は古く「慶應義塾拳闘倶楽部」が前身。「練習ハ不可能ヲ可能ニス」を掲げる慶応ボーイらを指揮する佐藤友治監督から、第69回関東大学ボクシングリーグ戦について話を聞いた。
プロボクシングの元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(46)の次男、寿以輝(19)=大阪帝拳=が24日、大阪市内の所属ジムで会見し、7月9日にエディオンアリーナ大阪第2競技場でデビュー5戦を行うことが発表された。初の6回戦でメインイベントで出場する。
ボクシングの女子世界選手権は24日、カザフスタンのアスタナで行われ、五輪非実施階級のバンタム級の新本亜也(美づ葉)は準々決勝で地元カザフスタン選手に0-3の判定で敗れ、メダル獲得はならなかった。日本勢は全員敗退となった。
プロボクシングのWBO世界ミニマム級1位の加納陸(18)=大成=と同級2位で元世界4団体王者の高山勝成(33)=仲里=が、8月20日に兵庫・三田市で王座決定戦を行うことが23日、大成ジムから発表された。加納が勝てば1987年に井岡弘樹が記録した日本勢の世界王座獲得最年少記録18歳9カ月10日を6日更新する。
西日本ボクシング協会の井岡弘樹会長は23日、大阪市の日本赤十字社大阪府支部を訪れ、熊本地震の被災地に150万円を寄付した。協会が100万円、井岡会長が個人で50万円を送った。