WBN(World Boxing News)で発表されているパウンド・フォー・パウンドの最新ランキングTOP50を紹介します。
WBNのパウンド・フォー・パウンドは以下の基準で選ばれています。
・世界タイトルを獲得していること。
・複数階級のタイトルを獲得していること。
・強い相手と対戦していること。
・勝ち方が良いこと。
・長期に渡り活躍している、あるいはこの1年間活躍していること。
※星はキャリアを通しての達成度を表します。
※12カ月以上試合がない選手はランクを失います(負傷による休養を除く)。
パウンド・フォー・パウンドTOP50
最終更新日:2020年01月7日 10時39分
トピックス
レオ・サンタ・クルス 21位⇒12位
バンタム、スーパーバンタム、フェザーの3階級制覇王者のレオ・サンタ・クルスが、ミゲール・フローレスとの王座決定戦に勝利し4階級制覇に成功。
ランキングを一気に上げています(12位)。
今年、サンタクルスはSフェザーでデービスと戦いたい意向を表明していますが、ワシル・ロマチェンコやデヴィン・ヘイニー、ライアン・ガルシア、テオフィモ・ロペスといったスター選手が多くいるライト級からデービスがSフェザーに戻ってくるか、というとちょっと考えにくいですね。
手数で攻めるサンタクルスは決定戦ではフローレスのパワーに押し込まれる場面もあり、パワー不足は否めませんでした。
今後数戦はSフェザー級で防衛戦を重ねそうですね。ベルチェルトとの統一戦が実現すれば面白そうです。
FLOYD MAYWEATHER PUTTING GERVONTA “TANK” DAVIS CAREER IN DANGER GOING TO 130 FOR LEO SANTA CRUZ https://t.co/47s46qeWuO pic.twitter.com/PN1XssWbHP
— Dina Pendon (@DinaPendon) 2020年1月6日
アンソニー・ジョシュア 39位⇒13位
昨年12月7日にアンディー・ルイス・ジュニアとの再戦を大差判定で勝利し、リベンジに成功したアンソニー・ジョシュアが大幅にランキングも再上昇しました。
初戦ではKOパンチを食らった直前までジョシュアがルイスを完封していましたが、一瞬の隙を突かれまさかのKO負け。
崖っぷちに立たされた一戦だっただけにジョシュアは相当に慎重に戦いましたが、今回は一瞬の隙も与えずに完勝。
ヘビー級トップ戦線への返り咲きに成功しました。
一つ試練を乗り越えたジョシュアの次戦の相手や今後のスタイルの変化が注目されます。
Anthony Joshua’s highly-anticipated rematch with Andy Ruiz Jr was DAZN’s most-watched event of 2019 https://t.co/6vSg6nNV3F pic.twitter.com/NGTHNLgW2v
— blueliq (@blueliq1) 2020年1月7日
テオフィモ・ロペス ランク外⇒50位
中谷正義選手との挑戦者決定戦でキャリア一の苦戦を経験したテオフィモ・ロペス。
初の世界挑戦となったリチャード・コミー戦前にはロマチェンコはじめ戦前コミーの勝利を予想する声が多かったですが、
その予想を覆し、2ラウンド右のワンパンチでコミーからダウンを奪うと、一気にKOで仕留めてみせました。
ロペスの株も再度急上昇。初のランクキング入りを果たしました。
ロマチェンコとの統一戦も今年中には実現しそうです。楽しみですね。
Duelo entre López y Lomachenko podría ser en Nueva York: https://t.co/2oDBKpX0xr. pic.twitter.com/jhk0MOfIZ1
— boxeodecolombia (@boxeodecolombia) 2020年1月4日