WBN(World Boxing News)で発表されているパウンド・フォー・パウンドの最新ランキングTOP50を紹介します。
※写真はWBNから引用
WBNのパウンド・フォー・パウンドは以下の基準で選ばれています。
・世界タイトルを獲得していること。
・複数階級のタイトルを獲得していること。
・強い相手と対戦していること。
・勝ち方が良いこと。
・長期に渡り活躍している、あるいはこの1年間活躍していること。
※()内は、前回のランキング
※[]内は、2017年の成績
最終更新日:2018年3月13日
パウンド・フォー・パウンドTOP50
前回更新時(2017年12月1日)からの順位変動
↑17位 ムラット・ガシェフ(Murat Gassiev/ロシア)
2月にユニエル・ドルティコス(キューバ)とのIBF・WBAスーパーのクルーザー級2団体統一を果たし、WBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)の決勝へと進んだロシアのムラット・ガシェフが大幅にランキングを上げ17位となっています。
ガシェフは、5月11日に現WBC・WBO王者のオルランド・ウシク(ウクライナ)とのWBSS決勝戦でクルーザー級4団体統一戦が予定されています。
↑30位 田口良一(ワタナベ)
フィリピンのミラン・メリンドとのWBA・IBF統一戦に勝利し、統一王者になるとともにWBAライト・フライ級タイトル7度目の防衛を果たした田口良一選手(ワタナベ)が30位にランクインしています。
田口選手は次戦、南アフリカのヘッキー・バトラーと防衛戦が噂されています。
↑42位 比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)
2月4日にWBCフライ級タイトル2度目の防衛と15連続KO勝利で沖縄凱旋を果たした比嘉大吾選手が42位にランクインしています。
大一番を乗り越えた比嘉選手ですが、早くも4月15日にニカラグアのクリストファー・ロサレスとの3度目の防衛戦が予定されています。
ロサレスはこれまでダウン経験なし、リー・セルビーの弟でイギリスのフライ級のホープであるアンドリュー・セルビーからダウンを奪うなど、決して楽な相手ではありません。
この試合に比嘉選手が勝てば、今後Superflyシリーズへの出場もぐっと近づきます。
Superflyシリーズでフィリピンのドニー・ニエテスや、Superfly2でブライアン・ビロリアに対し、一方的な勝利を収めたアゼルバイジャンのアーテム・ダラキアンとの試合に勝利すれば、更なるランキングアップが期待できそうです。
↑44位 ビリー・ジョー・サンダース(Billy Joe Saunders/イギリス)
カナダのハードパンチャーデビッド・レミューに何もさせずに完勝し、WBOミドル級タイトルを防衛したビリー・ジョー・サンダースが44位にランクインしています。
サンダースは4月14日にマーティン・マレーとの4度目の防衛戦が予定されています。
↑46位 ヘルウィン・アンカハス(Jerwin Ancajas/フィリピン)
メキシコのイスラエル・ゴンザレスをKOで下し、4度目の防衛戦に快勝したフィリピンのヘルウィン・アンカハスが46位にランクインしています。
アンカハスは4月14日に同郷・同年代のジョナス・スルタンと5度目の防衛戦が予定されています。
前回のランキング:WBN発表のパウンド・フォー・パウンドTOP50[2017-12-01]