WBN(World Boxing News)で発表されているパウンド・フォー・パウンドの最新ランキングTOP50を紹介します。
※写真はBoxrec.comから引用
WBNのパウンド・フォー・パウンドは以下の基準で選ばれています。
・世界タイトルを獲得していること。
・複数階級のタイトルを獲得していること。
・強い相手と対戦していること。
・勝ち方が良いこと。
・長期に渡り活躍している、あるいはこの1年間活躍していること。
※()内は、前回のランキング
※[]内は、2017年の成績
最終更新日:2017年3月10日
11. 井上 尚弥(Naoya InoueJapan) [0-0](11)
21. 田中 恒成(Kosei TanakaJapan) [0-0](20)
31. ゲイリー・ラッセル・ジュニア(Gary Russell JrUSA) [0-0](29)
41. ランセス・バルテレミー(Rances BarthelemyCuba) [0-0](41)
上位では、3月4日ダニーガルシア(Danny Garcia) を判定で破りタイトルを防衛したキース・サーマン(Keith ThurmanUSA)が前回の17位から10位まで順位を上げました。
新たにランクインしたのは以下の3名。
2月にディビッド・アバネシヤン(David Avanesyan)に勝ち、2階級制覇を達成したウェルター級のラモント・ピーターソン(Lamont Peterson) が46位に、
3月2日両国での復帰戦に勝利したフライ級のブライアン・ビロリア(Brian Viloria)は50位に、
クルーザー級のトニー・ベロー(Tony Bellew) は3月4日に元WBO、WBAヘビー級チャンピオンのデビッド・ヘイ(David Haye)をTKOで下し47位に、それぞれランクインしています。
ランキング圏外となったのは、
アンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua)とフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(Julio Cesar Chavez Jr.)、アレクサンダー・ポペドキン(Alexander Povetkin)の3名。
ジョシュアは4月29日にウラジミール・クリチコ(Wladimir Klitschko)とWBA、IBF、IBOのヘビー級3タイトルを掛けたタイトルマッチを控えており、注目を集めています。
Who is the heavyweight champion of the world? https://t.co/rzwztKMOqD #boxing pic.twitter.com/hlgGVXLnGq
— Boxing News (@BoxingNewsED) 2017年1月31日
チャベスJr.も5月6日にサウル・アルバレス(Saul Alvarez)との試合が予定されています。
メキシコ人同士のノンタイトル戦ですが、人気者の二人が対戦するこの試合の注目度は相当高く、アメリカ・ラスベガスのT-Mobileアリーナを会場にメインイベントとして行われます。
すでに長いイベント宣伝ツアーが始まっています。
日本人選手では、3月2日にWBCバンタム級タイトルの12連続防衛を果たした山中慎介選手が前回の19位から14位にランクアップしています。
複数階級制覇の評価ポイントの高いWBNのP4Pランキングの中では、この順位は別格の価値がありますね。
⇒[3月2日]WBC世界バンタム級タイトルマッチ山中慎介vsカルロス・カールソン戦が日テレ系列で放送/挑戦者のカルロス・カールソン情報[試合結果追記]