ニュース

　プロボクシング・東洋太平洋Ｌフライ級タイトルマッチ（８日、後楽園ホール）前日計量が７日、東京都内で行われ、王者の拳四朗（けん・しろう、２４）＝ＢＭＢ＝はリミットより１００グラム軽い４８・８キロで一発クリアし、同級３位のレスター・アブタン（２５）＝フィリピン＝は４８・９キロで２度目の計量でクリア。初防衛戦に臨む拳四朗は「ジャブを当ててダメージを与え、中盤にＫＯしたい」と自信たっぷり。陣営は来年にも世界初挑戦を計画しており、「この試合は通過点。決まれば、誰とでもやる」と決意を口にした。

　世界ボクシング協会（ＷＢＡ）ミニマム級１４位の３３歳、小野心（ワタナベ）が７日、東京都内で１４日の同級世界タイトルマッチに向けた練習を公開し「やってやるぞという気持ち。前回の経験を踏まえて集中力を切らさないように練習している」と２度目の世界挑戦で初の王座奪取に意気込んだ。

　王座奪取よりも難しいとされる初防戦を前に、拳四朗は余裕を見せた。「Ｖ１戦だけど、僕にとってはただの通過点。倒して勝ちます」。中学生に間違えられる風貌と対照的に、力強い口調だ。

　プロボクシング（３日、後楽園ホール）日本Ｓフェザー級王者の尾川堅一（２８）＝帝拳＝が、同級１位の内藤律樹（２５）＝Ｅ＆Ｊカシアス＝に３－０の判定で勝ち、３度目の防衛に成功した。

　プロボクシングのセレスジムは３日、ＩＢＦから同世界Ｓバンタム級３位の岩佐亮祐（２６）が次期指名挑戦者に承認されたと発表した。岩佐は１１月１９日、米コネティカット州で同級挑戦者決定戦に出場する予定だったが、対戦相手が前日計量で体重オーバーにより失格となり、試合が中止。異例の事態を受けて、ＩＢＦが岩佐を挑戦者に承認した。

　国際ボクシング連盟（ＩＢＦ）スーパーバンタム級３位の岩佐亮佑（セレス）が同級世界タイトルマッチの指名挑戦者に決まったと３日、所属ジムが発表した。同級王者ジョナタン・グスマン（ドミニカ共和国）と挑戦者の小国以載（角海老宝石）が対戦する大みそかの世界戦（島津アリーナ京都）の勝者と来春をめどに闘う。

　１９２９（昭和４）年に第１回が開催された「早慶ボクシング定期戦」。６０回目の記念すべき定期戦が３日、慶大日吉記念館で開催され、軽量級で３連敗し窮地に追い込まれた慶大が、逆転の末４－３で早大に勝利した。対戦成績は慶大の１８勝３８敗４引分。

　プロボクシングの大橋ジムは２日、３０日に東京・有明コロシアムで行われるＩＢＦ世界Ｌフライ級王者・八重樫東（３３）のＶ２戦の相手が、同世界ミニマム級８位のサマートレック・ゴーキャットジム（３１）＝タイ＝に決まったと発表した。

　国際ボクシング連盟（ＩＢＦ）世界ライトフライ級タイトルマッチ（３０日、有明コロシアム）に臨む王者の八重樫東（大橋）の対戦相手が、ＩＢＦミニマム級８位のサマートレック・ゴーキャットジム（タイ）に決定したと２日、所属ジムが発表した。当初、対戦が計画されていた同級暫定王者のミラン・メリンド（フィリピン）が負傷などにより挑戦を辞退した。

　プロボクシングの日本Ｓフェザー級タイトルマッチの前日計量が２日、東京都内で行われ、同級王者の尾川堅一（２８）＝帝拳＝はリミットを１００グラム下回る５８・８キロ、同級１位の内藤律樹（２５）＝Ｅ＆Ｊカシアス＝は５８・９キロで一発クリアした。

　２０１２年ロンドン五輪金メダリストで、世界ボクシング機構（ＷＢＯ）ミドル級３位の村田諒太（帝拳）が３０日に東京・有明コロシアムでブルーノ・サンドバル（メキシコ）と世界前哨戦と銘打った同級ノンタイトル１０回戦を闘うと１日、所属ジムが発表した。

　前ＷＢＡ世界Ｓフェザー級スーパー王者の内山高志（３７）＝ワタナベ＝が２８日、東京都内の所属ジムで、同級スーパー王者ジェスレル・コラレス（２５）＝パナマ＝との再戦に向けて本格的なスパーリングを開始。６ラウンドを消化した。

　国際ボクシング連盟（ＩＢＦ）バンタム級タイトルマッチ（１２月３１日、島津アリーナ京都）で王者のリー・ハスキンス（英国）に挑戦する同級１４位の大森将平（ウォズ）が２８日、京都市内で報道陣に練習を公開し「少しずつ緊張感が増してきた。スパーリングを重ねるごとに課題や収穫など得たものがある」と充実した表情で話した。

　第６０回早慶ボクシング定期戦は１２月３日（土）、慶大の日吉記念館で行われる。

　ボクシングの元世界王者で、畑中ジムの畑中清詞会長の長男・建人（１８）＝岐阜・中京高３年＝が２７日、愛知県刈谷市で行われたスーパーフライ級４回戦でプロデビューした。１回１分４３秒でＴＫＯ勝ちし、「うれしい。スターになった気分」と笑顔だった。

　ボクシングの世界主要４団体で６階級を制したフィリピンの国民的英雄、マニー・パッキャオ選手（３７）が２６日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見した。日本にフィットネスジムを設立する世界王者は「日本人とフィリピン人は体格が似ているので、パッキャオ２世は日本から誕生するかもしれない」と期待を込めた。

　ＷＢＯ世界Ｓフライ級王者の井上尚弥（２３）＝大橋＝が２５日、東京都内で世界６階級制覇王者でＷＢＯ世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ（３７）＝フィリピン＝に必殺のフックを伝授された。

　ＷＢＯ世界Ｓフライ級王者の井上尚弥（２３）＝大橋＝が２５日、東京都内で世界６階級制覇王者でＷＢＯ世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ（３７）＝フィリピン＝に必殺のフックを伝授された。

　日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）は日本スーパーライト級王者の岡田博喜（角海老宝石）が世界挑戦などのため、２５日付で王座を返上したと発表した。

　ボクシングの世界王者でフィリピンの国民的英雄、マニー・パッキャオが２５日、東京都内で自身がプロデュースするフィットネスジム設立の記者会見に臨んだ。

　ボクシングの前ＷＢＡ世界Ｓフライ級王者の河野公平（３６）＝ワタナベ＝が、恩人とボクサー人生の集大成となる大一番に挑む。

　プロボクシング６階級制覇王者で、フィリピン上院議員のマニー・パッキャオ（３７）が２４日、東京・千代田区の自民党本部でボクシング振興議員連盟の懇親会に出席した。フィリピンの英雄が会場に姿を見せると、国会議員も大興奮。あいさつを終えたパッキャオのもとに殺到し、即席のサイン会、撮影会が１５分以上も続いた。王者は「東京五輪で日本人がメダルを取れるように尽力したい」とリップサービスを忘れなかった。

　プロボクサーでフィリピンの国民的英雄マニー・パッキャオ氏が２４日、自民党本部で開かれた党のボクシング振興議員連盟の会合に参加した。冒頭であいさつし、２０２０年東京五輪・パラリンピックに触れて「（日本で）良い選手を見つけて金メダルを取れるようにしたい」と述べた。

　手元に届いたプレスリリースを見て、やり切れない気持ちになった。プロボクシングの大橋ジムが今月１２日に発信した文書には、ＷＢＯ世界バンタム級７位の井上拓真が右拳の負傷で、１２月３０日に予定された同級王者マーロン・タパレス（フィリピン）への挑戦を中止すると記されていた。

　プロボクシングのＩＢＦ世界Ｓバンタム級５位の小国以載（ゆきのり、２８）＝角海老宝石＝が２１日、東京都内の所属ジムで、世界初挑戦（１２月３１日、島津アリーナ京都）に向けて本格的なスパーリングを開始。パートナーのヨアンドリス・サリナス（キューバ）は王者のジョナサン・グスマン（ドミニカ共和国）と練習した経験があり、「左はジャブだけでなく、アッパー、ボディーなどいろんな角度をつけて打った方がいい」などとアドバイスをもらった。

第８６回全日本ボクシング選手権大会が愛媛県の松前公園体育館で１１月１６日から２０日まで開催され、各階級の王者が決定した。

　ボクシングの世界主要３団体のライトヘビー級王座を懸けたタイトルマッチが１９日、米ラスベガスで行われ、２００４年アテネ五輪金メダリストのアンドレ・ワード（米国）が王者セルゲイ・コバレフ（ロシア）に３－０で判定勝ちし、新王者となった。戦績は３１戦全勝（１５ＫＯ）。

　プロボクシングのウォズジムは１６日、ＩＢＦ世界バンタム級１４位の大森将平（２３）＝ウォズ＝が１２月３１日に京都市の島津アリーナ京都で、王者のリー・ハスキンス（３２）＝英国＝に挑戦すると発表した。京都市出身の大森は世界初挑戦。所属ジムで記者会見を行い「地元の京都で世界戦ができてうれしい。強い王者に必ず勝ちたい」と抱負を語った。

　ボクシングのウォズジムは１６日、国際ボクシング連盟（ＩＢＦ）バンタム級１４位の大森将平（ウォズ）が１２月３１日に京都市の島津アリーナ京都で、王者のリー・ハスキンス（英国）に挑戦すると発表した。京都市出身で２３歳の大森は世界初挑戦。同じ興行では小国以載（角海老宝石）と井岡一翔（井岡）が世界戦を行うことが決まっており、トリプル世界戦となる。

　プロボクシングの角海老宝石ジムは１５日、ＩＢＦ世界Ｓバンタム級５位の小国以載（ゆきのり、２８）が大みそかに島津アリーナ京都で、同級王者で無敗のジョナタン・グスマン（２７）＝ドミニカ共和国＝に挑戦すると正式発表した。初の世界戦となる小国は「８対２で不利と思っているが、やってみないと分からない。今回、負けたら引退（する）ぐらいの意気込みでやる」と決意を口にした。