
具志堅に並んだ!井岡、世界戦国内最多14勝も結果に不満げ/BOX
格の違いを見せつけた。KOこそ逃したが、有言実行のV5。文句なしの3-0判定だ。傷ひとつないきれいな顔で、世界戦の通算勝利数は「14」に到達した。
格の違いを見せつけた。KOこそ逃したが、有言実行のV5。文句なしの3-0判定だ。傷ひとつないきれいな顔で、世界戦の通算勝利数は「14」に到達した。
プロボクシング・ダブル世界タイトルマッチ(23日、エディオンアリーナ大阪)WBOバンタム級6位の大森将平(24)=ウォズ=は、マーロン・タパレス(25)=フィリピン=に11回TKOで敗れ、世界初挑戦での王座獲得はならなかった。
具志堅氏が、まな弟子の比嘉大吾(21)と井岡との統一戦を熱望していると伝え聞いた井岡の父で井岡ジムの井岡一法会長は23日、「一翔がやりたいといえば、実現できるように動くだけ。全ては一翔の気持ち次第」と前向きに語った。比嘉は5月20日にWBC世界フライ級王座に初挑戦するが、王者のフアン・エルナンデス(30)=メキシコ=は2011年に当時世界ミニマム級王者だった井岡が判定で下し、初防衛に成功した相手でもある。
プロボクシング・ダブル世界タイトルマッチ(23日、エディオンアリーナ大阪)井岡の圧勝だった。数ポイント差をつけたジャッジもいたが、自分の採点では減点を除き1ポイントも落としていない。文句なしの勝利だった。
プロボクシング・WBO世界バンタム級タイトルマッチ(23日、エディオンアリーナ大阪)世界初挑戦のノクノイは判定負け。「残念だが、ここまで来られてうれしい。タイのファンには3回くらいしかもたないと言われていた。みんなが言うほど弱くない」とすっきりした表情だった。
プロボクシング・WBA世界フライ級タイトルマッチ(23日、エディオンアリーナ大阪)王者・井岡一翔(28)=井岡=が、同級2位のノクノイ・シットプラサート(30)=タイ=に3-0で判定勝ち。5度目の防衛に成功し、具志堅用高に並ぶ世界戦国内最多タイの14勝目となった。
プロボクシング・WBO世界バンタム級タイトルマッチ(23日、エディオンアリーナ大阪)前日計量で制限体重を超過したタパレスが11回TKO勝ち。自らの愚行で王座は剥奪されたが「モチベーションを保ってやった。今後は一つ上の階級を目指したい」と汗を拭った。
タパレスがリングに上がる前に、はかりに上がってタイトルを剥奪された。初防衛戦の前日計量。リミットの118ポンド(約53・5キロ)を900グラムも上回る54・4キロだった。
ボクシング・ダブル世界戦(23日・エディオンアリーナ大阪)5度目の防衛&世界戦国内最多タイの14勝目を目指す井岡は、前日計量をリミット(50・8キロ)で一発クリアした。「レベルの高い試合、格の違いを見せたい」と淡々と話す王者にとっては当然の一発クリア。それだけに、旧知の仲でもあるタパレスの体重超過には「危機感がない。プロとして駄目。僕もだけど、大森選手はがっかりしていると思う」とあきれていた。
井岡はいとも簡単に5度目の防衛を果たして世界戦通算14勝目を挙げ、具志堅の日本最多記録に並ぶだろう。ノクノイは61連勝中というが、一流の選手と戦った痕跡はない。記録を狙う王者にとって格好の相手だ。
ボクシングのダブル世界戦(23日・エディオンアリーナ大阪)の前日計量が22日、大阪市内で行われ、世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王者のマーロン・タパレス(フィリピン)が、制限体重の53・5キロを0・9キロオーバーして王座を剥奪された。
ダブル世界戦の予備検診が21日、大阪市内で行われ、5度目の防衛を目指す井岡一翔(28)=井岡=ら4選手全員が異常なしと診断された。
プロボクシングの協栄ジムは21日、モデルボクサーで前東洋太平洋Sバンタム級王者の高野人母美(29)が5月26日に後楽園ホールで、カイ・ジョンソン(35)=竹原&畑山=と55キロ契約6回戦を行うと発表した。当日は新トレーナーの元3階級王者、亀田興毅氏(30)がチーフセコンドを務める。