2016年9月24日、ホルヘ・リナレス(Jorge Linares)と、アンソニー・クロラ(Anthony Crolla)のWBAライト級タイトルマッチが決まりました。
クロラのWBAタイトルとリナレスのWBC休養王者タイトルとの統一戦となります。
(しかし報道では統一戦となっていました。はっきりしたら修正します。)
会場は、今世界一ボクシングが盛り上がってるイギリス、しかもクロラの本拠地マンチェスターアリーナです。
完全アウェーの試合となりますね。
先日、wowowでクロラの直近の試合、対イスマエル・バロッソ(Ismael Barroso)戦が放送されたばかりで、
挑戦者のバロッソは当時19勝無敗で、18KOというハードパンチャーでしたが、
クロラは序盤からバロッソのパンチを一方的に受けていたにもかかわらず
最後クロラが体力勝ちして、バロッソは初のKO負けを喫する結果となりました。
会場もかなり盛り上がって、なんだかプロレスのような展開の試合でした。
あの試合を見ると、リナレスのアントニオ・デマルコ(Antonio DeMarco)戦が思い出されます。
終盤まではずっとリナレスペースで、いいパンチも多く当てていたにも関わらず、
あと少しというところで、打ち疲れて体力負けしてしまった試合でした。
とはいえリナレスも昨年、これまた打たれ強いケビン・ミッチェル(Kevin Mitchell)に、敵地イギリスでTKO勝ちを収めています。
体力があって打たれ強いクロラをリナレスがどう攻略するかが見ものですね。
このところイギリスで試合する挑戦者はチャンピオンにことごとく返り討ちにあっているので、一矢報いてほしいです。
アンソニー・クロラが唯一KO負けした試合 対 デリー・マシューズ(Derry Mathews)戦
※その後、デリー・マシューズとクロラは再戦していて、再戦した試合では引き分けでした。
アンソニー・クロラの2戦前の試合 対 ダーレイズ・ペレス(Darleys Perez)戦※2戦目
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— Manchester Arena (@ManchesterArena) 2016年6月15日
二人の共通の対戦相手は、ただ一人ガマリエル・ディアス(Gamaliel Diaz)です。
リナレスは2007年に対戦、クロラは2014年に対戦、と7年の開きがあるので、あまり参考になりませんが。