試合後のコメント

12月31日 「KYOKUGEN2015」WBA世界フライ級タイトルマッチ 井岡一翔vsフアンカルロス・レベコ、IBF世界ミニマム級タイトルマッチ 高山勝成vsホセ・アルグメド 試合結果と試合後のコメント

井岡選手は、終始距離を制して優位に試合を進め、しぶとく食い下がるレベコ選手を11回にボディフック3連打でTKOに下しました。返り討ち達成です。

高山選手は、途中の数回のバッティングもあり視界が閉ざされてしまったため、中盤以降顔面に連打を浴び続け、残念な負傷判定の敗戦となりました。具志堅、長谷川に並ぶ日本人歴代最多の世界戦15戦目を勝利で飾ることはできませんでした。

WBA世界フライ級タイトルマッチ (エディオンアリーナ大阪)試合結果

○井岡一翔(井岡ジム) 11回TKO フアンカルロス・レベコ(アルゼンチン)●

以下は選手のコメントです。

井岡一翔選手のコメント

「なんと言いますか、ごきげんだぜ! 今回は必ずKOで決着つけたかった。ファン、自分のためにもKOを狙っていきました」(SANSPO)
「これからも僕にしかできないボクシングを見せたい。みなさん、ハッピーニューイヤー!」(SANSPO)
「僕自身、伸びしろがあるし、強くなる可能性を感じる。唯一無二、僕しかできないことをやりたい」(ニッカンスポーツ)

フアンカルロス・レベコ選手のコメント

「(KO負けは)初めて。それが一番ショック。KO負けなので言い訳はない」(SANSPO)
「みぞおちに(パンチを)食らって回復できなかった。(井岡につい)前回より強くなっていた印象がある。前よりアグレッシブなスタイルだった」(SANSPO)

井岡一法会長のコメント

「井岡ジム秘伝のボディーが効いた。必死に体を張って教えたことを、こういう形でつなげてくれた。死に物狂いの練習をした成果が出た。」(スポニチ)

元WBC世界ミニマム級、元WBA世界ジュニアフライ級王者井岡弘樹(一翔の叔父)氏のコメント

「一翔があえて行ったから、KOに結びついた。一翔の勇気に感動した。今まで生きてきた中で最高の大みそか。最高のお正月を迎えられる。まだまだ強くなる。」(スポニチ)

元WBA世界スーパーフライ級王者鬼塚勝也氏のコメント

「前回から1年もたってないのにこれだけ差をつけた。全ての面でレベコを上回り、面食らわせた。」(スポニチ)

元WBC世界フライ級王者内藤大助氏のコメント

「一翔は毎回レベルが上がっている。パーフェクト。相手も手の内を知っているけど、それ以上を読んでいる。」(スポニチ)

IBF世界ミニマム級タイトルマッチ (エディオンアリーナ大阪)試合結果

○ホセ・アルグメド 9回負傷判定2―1 高山勝成●

以下は選手のコメントです。

高山勝成選手のコメント

「左の腫れと血の量が多かった。ホセ選手の大振りなパンチが見えない角度から来てそれと同時に頭も飛んできた。思うように戦えなかった。(今後については)休んでから考えたい」(スポニチ)
「結果は、負け。受け入れたい。(両まぶたを)切ったことはいつものことながら、左(まぶた)の腫れと、血の量が多かった。思うように闘うことができなかった」(SANSPO)
「目を切るのはいつもながらですけど、左目の腫れと出血がひどくて…。ホセ選手のパンチは大振りで、見えない角度から頭と一緒に飛んできた。(ノー・スパーの)影響はあったかもしれないけど、僕たちの決断ですし、そのことに悔いはない」(ニッカンスポーツ)

ホセ・アルグメド選手のコメント

「大きな挑戦だった。高山を倒すためにコンディションを整えてきた。ビデオを見て(高山のまぶたが)切れやすいことは分かっていた」(SANSPO)

中出博啓トレーナーのコメント

「相手のやりたい距離で闘ってしまった。大振りの見栄えがいいパンチをもらってしまった。パンチと頭が当たって、じわじわとダメージが来た」(SANSPO)

高山選手は残念でしたね。世界戦7連戦唯一の敗戦となってしまいました。

井岡選手は見事な勝利でした。レベコのしぶとさもさすがでしたけど、KO決着がついてすっきりしました。

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