注目の試合 試合後のコメント

[2018年7月27日]WBO世界フライ級タイトルマッチ 木村翔 vs フロイラン・サルダール 詳細情報(試合結果&試合後のコメント追記)

2018年7月27日(金)、WBO世界フライ級タイトルマッチ

木村翔Japan青木) vs フロイラン・サルダールPhilippinesフィリピン)の試合が行われます。

開催地は、中国青島市。

試合結果

木村翔Japan青木) 6R KO フロイラン・サルダールPhilippinesフィリピン)×

序盤1R、2R、木村選手はいつものように積極的に前に出て攻撃を仕掛けるもなかなかパンチが当たらず、逆にサルダールの独特なタイミングで放つパンチが的確に木村選手をとらえます。
パンチ力・体力ともに若干サルダールが上回っているかに見えます。

3Rに入ると木村選手はさらにプレッシャーを強め、サルダールをコーナーに追いつめ連打を放ちます。サルダールはガードで防ぎながらカウンターの機会をうかがうも、木村選手の何発か大ぶりの顔面へのフックや鋭いボディーショットがクリーンヒット。

4R、不敵に笑いながら効いた素振りを見せようとしないサルダールに対し、構わずガンガン前に出て攻撃を続ける木村選手サルダールもときおり離れ際に鋭いボディーショットを打ち込みますが、木村選手の強烈なボディーショットにラウンド後半にはダメージを隠し切れなくなってきます。

5R、木村選手の鋭いボディーの連打にサルダールがたまらず初のダウン

その後も攻め続けた木村選手が6R再びボディーの連打でサルダールをダウンさせると、そのまま10カウントを聞き試合が終了。

木村選手
が2度目の防衛に成功しました。

木村選手の次の防衛戦は、この試合を会場で見ていた田中恒成選手との指名試合になる見込みです。

試合後のコメント

木村翔選手のコメント

「やってきたキャリアを出せれば勝てると思っていた。
日本人王者として中国の地で初めて防衛できたことを誇りに思う。
サルダールは予想よりパンチがなかった」
(サンスポ)

フロイラン・サルダール選手のコメント

「木村のパンチは強くて、重かった。なすすべがなかった」
(サンスポ)



試合の見どころ

木村翔選手の2度目の防衛戦が決まりました。

対戦相手は、ランキング4位のフロイラン・サルダールです。

サルダールは2年前には来日し、井上拓真選手と10回戦を戦っています。

その試合は互いにダウンを奪い合う打ち合いので展開で、結果は判定で敗れたものの、実力者相手に倒すパンチがあることを証明しています。

両選手プロフィール

木村 翔 選手のプロフィール

木村翔

  • 名前:Sho Kimura
  • 出身地:Japan日本
  • 年齢:29歳
  • 階級:フライ級
  • プロデビュー:2013年4月22日
  • 身長:165cm
  • リーチ:169cm
  • 戦績:19戦、16勝(9KO)1敗(1KO)2引き分け
  • KO率:47%
  • スタイル:オーソドックス

前回の初防衛戦では、元王者の五十嵐俊幸選手を相手に快勝した木村選手。

今回はタフでパンチのあるサルダールを相手に、中国の観客の前でゾウ・ジミンへの勝利がアップセットじゃなかったことを証明してほしいですね。

フロイラン・サルダー 選手のプロフィール

フロイラン・サルダール

  • 名前:Froilan Saludar
  • 出身地:Philippinesフィリピン
  • 年齢:29歳
  • 階級:フライ級
  • ニックネーム:スナイパー(The Sniper)
  • プロデビュー:2009年7月27日
  • 身長:165cm
  • リーチ:178cm
  • 戦績:31戦、28勝(19KO)2敗(1KO)1引き分け
  • KO率:61%
  • スタイル:オーソドックス

(※画像はBoxRecから引用)

弟のビック・サルダールも2週間前の7月13日に現WBO世界ミニマム級チャンピオンの山中竜也選手への挑戦が決まっており、ほぼ同時期に兄弟そろっての世界挑戦となります。



フロイラン・サルダール選手の過去試合動画

[2016年9月4日] 井上拓真戦

サルダールは10R判定負けも、1Rに拓真選手からダウンを奪う。

こちらの記事も読まれています


-注目の試合, 試合後のコメント

© 2022 Boxing アンテナ