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IBFスーパーフェザー級王者 尾川堅一に薬物陽性反応【タイトル剥奪危機】

IBFスーパーフェザー級王者の尾川堅一選手(29)が2017年12月9日にテビン・ファーマーとの王座決定戦でタイトルを獲得した試合の4日前に受けたドーピング検査で陽性反応を示したと19日、尾川選手の所属先の帝拳ジムが発表しました。

NSACが尾川堅一選手へ6か月の出場停止処分を決定、王座は剥奪

2018年4月18日、NSAC(ネバダ州アスレチック・コミッション)は2017年12月9日に行われたIBF世界スーパー・フェザー級タイトルマッチでのドーピング検査で禁止薬物であるアンドロスタンジオール ...

尾川選手は
「陽性反応が出た事実は認めないといけないが、禁止薬物を意図的に摂取したことは絶対にない。原因究明に全面的に協力していく」
とコメントを発表しています。

米メディアでは、筋肉増強効果があるテストステロンの一種に陽性反応を示したと報じています。

関係者によると、アトピー性皮膚炎の治療薬が反応した可能性があり、摂取してきた薬品は試合開催地のネバダ州アスレチック・コミッション(NSAC)に提出済み。

調査の結果次第では、王座剥奪などの厳罰が科される可能性がありますが、治療目的と認められれば処分されないこともあり得るとのこと。

なお、昨年7月に受けたWBCのクリーン・ボクシング・プログラム検査では問題は発見されていません。

JADAが公表している 世界アンチ・ドーピング規程 国際基準 禁止リスト

過去には似た事例も

2011年には、ラモント・ピーターソンアミール・カーンのWBA・IBF世界スーパーライト級タイトルに挑み、ピーターソンが判定勝ちを収めた際にも、試合前のNSACによるドーピング検査で"テストステロン"が発見されています。

その結果、ピーターソンはWBAの王座を剥奪され、カーンとの再戦も行われませんでした。

しかしこの時ピーターソンは、WBAの王座は剥奪されたものの、IBFの王座は剥奪されませんでした。また、2年間の試合禁止処分も下されていません。

尾川選手に対しIBFがどのような裁定を下すのか気になるところです。

尾川選手の担当弁護士が発表した声明

Kenichi Ogawa was a licensed combatant by the Nevada State Athletic Commission (State of Nevada, U. S. A.) in 2017. As part of the conditions of his licensure, Mr. Ogawa agreed to random testing for combatants for prohibited substances as defined by the World Anti-doping Agency (WADA) and the Commission.

尾川堅一氏は、ネバダ州アスレチック・コミッション(ネバダ州、米国)が2017年に認可した選手でした。
彼の免許条件の一環として、尾川氏は世界アンチドーピング機関(WADA)とコミッションが定義した禁止物質の無作為試験に合意していました。

Mr. Ogawa participated in a title fight in Las Vegas, Nevada on December 9, 2017. Following the title fight, Mr. Ogawa voluntarily submitted to such testing by urinalysis under the supervision of the Nevada State Athletic Commission. The results of that test were reported on Wednesday, December 20, 2017. That test was negative and found no prohibited substances, metabolites or markers.

尾川氏は、ネバダ州ラスベガスで行われた、2017年12月9日にタイトル戦に参加しました。
試合後、尾川氏はネバダ州アスレチック・コミッションの監督の下、自発的に尿検査を受けました。

この試験の結果は、2017年12月20日水曜日に報告されました。
結果は陰性であり、禁止された物質、代謝物その他気になる点がないことが判明しました。

Mr. Ogawa had earlier submitted to an out-of-competition urinalysis on December 5, 2017. Mr. Ogawa has been notified that there was an adverse analytical finding related to that test. As an administrative matter, the Nevada State Athletic Commission notified Mr. Ogawa that it was temporarily suspending Mr. Ogawa's Nevada License as a result of the finding pending further investigation and action. There has been no finding of a violation by the Commission as of this time.

尾川氏は試合前の2017年12月5日に競技外の尿検査に提出しました。
尾川氏に対し、その検査による有害な分析結果があることが通知されました。

行政上の問題として、ネバダ州アスレチック・コミッションは尾川氏に、尾川氏のネバダライセンスを一時的に中断し、追加調査と措置が取られていることを通知しました。
この時点ではコミッション違反はまだ認められていません。

Mr. Ogawa has not received notice of a formal Complaint or disciplinary proceedings as of this date. He has been notified that the temporary suspension of his license has been continued until the February 2018 meeting of the Commission.

尾川氏はこの日現在、正式な訴状または懲戒手続の通知を受けていません。
彼に対し、2018年2月のコミッション会議まで免許の一時停止が継続されることを通知されています。

Should Mr. Ogawa receive notice of a formal Complaint being filed as the result of the December 5, 2017 testing, that Complaint, the allegations and the nature of the issues related to the testing will be investigated and an appropriate response prepared. Mr. Ogawa has retained counsel to assist in that regard, the reputed law firm of Kolesar & Leatham in Las Vegas, Nevada.

尾川氏は、2017年12月5日の試験の結果、正式な告訴状が提出された場合、その苦情、訴訟の主張および性質を調査し、適切な対応を準備します。
尾川氏はネバダ州ラスベガスにある評価の高い法律事務所 Kolesar&Leatham の弁護下にあります。

終りに:なんかきな臭い

今回尾川選手に発見されたテストステロンは効果の弱いものらしいです。

今回のNSACのテストがVADAと同じものなのか、今一つ分かりません。

ラスベガスの偉い人が裏で何か画策したんじゃないか?と勘繰りたくなります。

メイウェザーvsパッキャオ戦の際もすったもんだありましたね。

この試合がタイトルマッチに格上げされる予感…

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