なんと元パウンド・フォー・パウンドチャンピオン、フロイド・メイウェザー・Jr(Floyd Mayweather Jr)が復帰の表明をしました!
現UFC2階級王者コナー・マクレガー(Conor McGregor)と対戦する一試合のみの復帰ということです。
まだ具体的なルールは何も決まっていません。
以前からSNS上でF・メイウェザーとC・マクレガーの双方から対戦を望むような発言は出ていました。
しかし、メイウェザーは引退試合となった2015年9月のアンドレ・ベルト戦から1年半以上のブランクがあることや、
UFCのダナ・ホワイト代表がUFCのスターであるマクレガーがボクシングに転身することを望んでいないことから、試合が実現することはないだろうと思われましたが、
メイウェザーが自身のファンイベント「Undefeated Tour」中に公に表明したことで実現可能性がググッと高まってきました。
フロイド・メイウェザーのインタビュー内容
WBNのインタビューではF・メイウェザーは独特の言い回しを使って、このスーパーファイトの実現に前向きであることを述べています。
「俺がアルツロ・ガッティ(Arturo Gatti/当時人気のあったイタリア出身のボクサー)と対戦したとき、ガッティはAサイドで、俺はBサイドだった。
俺は文句も言わず戦い、ガッティを打ち負かした。オスカー・デ・ラ・ホーヤ(Oscar De La Hoya)と試合が組まれた時もデ・ラ・ホーヤはAサイドで俺はBサイドだったが、泣き言も文句も言わずに戦い、彼を打ち負かした。
そして俺は以降Aサイドに立つことになった。そして今、コナー・マクレガーはどうだ?
もう金のことで文句を言ったり、余計な逃げ口上を言うのを聞きたくない。俺は公式に引退した身で、この一戦、コナー・マクレガーと対戦するためだけに復帰してやるんだから。
さっさと6月に俺と戦えるようにUFCと書類をまとめろ!
単純明快な話だ。試合したいというならサインしてやろう。6月に戦おうじゃないか。
しかしいいか、お前はBサイドで俺がAサイドだ。」
(WBNから引用)
このメイウェザーの発言からすると、試合はボクシングルールで行われることになりそうです。
もし実現すればメイウェザーにとってプロ50戦目となる試合。負ければ無敗記録に傷がつきます。
マクレガーにとってもこれ以上ないビッグマッチとなるでしょう。
2月8日に公開されたコナー・マクレガーのボクシング・スパーリング
ボクシングや他の格闘技から転向するのでなく、マクレガーのようなMMA生え抜きのスターが生れるようになり、
MMAがボクシング界に影響を与える時代になりつつありますね。
このビッグマッチが実現すればエポック・メイキングな試合になるかもしれません。
具体的なスケジュールやルールが決まったら、順次このページに追記していきます。