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13人のチャンピオンを擁し、黄金期を迎えたイギリスボクシング界

(以下は、ワールド・ボクシング・ニュースからの翻訳記事です。誤訳ご免でお願いします。元記事はこちら

england5月28日、クルーザー級のトニー・ベローTony Bellew)とスーパーライト級のリッキー・バーンズRicky Burns)がともに世界タイトルを獲得した。

これにより、現時点でイギリスは13人もの世界チャンピオンを擁したことになる。
イギリスボクシング界は黄金期を迎えている。 (写真はworldboxingnews.netから引用)

上記の2人がタイトルを獲得したことで、ライバルのアメリカメキシコ日本とさらに差を広げた。

現在のイギリスの世界チャンピオンたち

ベローやバーンズと同じように、マッチルーム・ボクシング(イギリスのプロモーション会社)に所属している世界チャンピオンは全部で8人いる。

ヘビー級のアンソニー・ジョシュアAnthony Joshua)、
スーパーミドル級のジェームス・デゲールJames DeGale)、
ウェルター級のケル・ブルックKell Brook)、
そしてフェザー級のリー・セルビーLee Selby
はそれぞれIBFのタイトルを、

また、バンタム級のジェイミー・マクドネルJamie McDonnell)と
ライト級のアンソニー・クロラAnthony Crolla
はWBAのタイトルを保持している。

一方、ワレン・プロモーション(フランク・ワレン主催のプロモーション会社)は3人の世界チャンピオンを誇る。

ミドル級のビリー・ジョー・サンダースBilly Joe Saunders)、
スーパーウェルター級のライアン・スミスLiam Smith)、
そしてライト級のテリー・フラナガンTerry Flanagan)、
3人ともWBOのベルトを保持している。

IBFバンタム級チャンピオンのリー・ハスキンスLee Haskins)と、
最重量級のタイソン・ヒューリーTyson Fury、現在WBAとWBOのタイトルを保持)は、めいめい独自に設立したプロモーション会社に所属している点で印象的だ。

ライバルのアメリカは、9人がタイトルを保持している

一方のライバルアメリカは、以下の9人がタイトルを保持している。

WBCヘビー級チャンピオンのデオンティ・ワイルダーDeontay Wilder)、
WBAミドル級チャンピオンのダニエル・ジェイコブスDaniel Jacob)、
ジャーマルJermall)、ジャーメルJermell)のチャーロ兄弟は、それぞれIBFとWBCのスーパーウェルター級チャンピオン、
WBAウェルター級チャンピオンのキース・サーマンKeith Thurman)、
WBOウェルター級チャンピオンのジェシー・バルガスJessie Vargas
WBAウェルター級チャンピオンのダニー・ガルシアDanny Garcia)、
WBOスーパーライト級チャンピオンのテレンス・クロフォードTerence Crawford)、
最後に、WBCフェザー級チャンピオンのゲーリー・ラッセル・ジュニアGary Russell Jr)だ。


以下は、現在の世界タイトル保持数が多い国順のリスト

イギリス(United Kingdom) -> 13タイトル
アメリカ(United States) -> 9タイトル
メキシコ(Mexico) -> 8タイトル
日本(Japan) -> 7タイトル
南アフリカ(South Africa) -> 5タイトル
フィリピン(Philippines) -> 5タイトル
7.ドイツ(Germany) -> 4タイトル
8.ロシア(Russia) -> 3タイトル
8.プエルト・リコ(Puerto Rico) -> 3タイトル
8.タイ(Thailand) -> 3タイトル
11.キューバ(Cuba) -> 2タイトル
11.ウクライナ(Ukraine) -> 2タイトル
11.カザフスタン(Kazakhstan) -> 2タイトル
11.ドミニカ共和国(Dominican Rep) -> 2タイトル
11.ニカラグア(Nicaragua) -> 2タイトル
16.ウズベキスタン(Uzbekistan) -> 1タイトル
16.ポーランド(Poland) -> 1タイトル
16.カナダ(Canada) -> 1タイトル
16.スウェーデン(Sweden) -> 1タイトル
16.イタリア(Italy) -> 1タイトル
16.ベネズエラ(Venezuela) -> 1タイトル
16.パナマ共和国(Panama) -> 1タイトル
16.アルゼンチン(Argentina) -> 1タイトル
16.ナミビア(Namibia) -> 1タイトル

翻訳記事ここまで

軽量級から重量級まで優秀な選手を数多く抱えるイギリスとアメリカのライバル対決が今後ますます盛り上がりそうです。

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