11月25日、世界王座6階級を制覇し、先日復帰戦のWBO世界ウェルター級タイトルマッチを勝利で飾ったフィリピンのマニー・パッキャオが設立する「パッキャオジム・トーキョージャパン」の設立会見が東京都渋谷区(原宿)の同ジムで開かれました。 (画像は公式Facebookからの引用です)
このフィットネスジムは、フィリピン以外で初めてとなるパッキャオの名を冠したジムとなります。
場所は、東京都渋谷区神宮前1ー19ー19のERINDALE神宮前ビルで、来春オープン予定。
運営はパッキャオとライセンス契約を結ぶMPプロモーションジャパンとのことで、いわばライセンス貸しのトランプホテルのような感じでしょうか。
プロを育てるジムではなく、あくまでフィットネスジムで、
今後も東京都内で何カ所かオープンする予定とのこと。
一方、パッキャオは会見で「若いボクサーにも私の知識と才能を共有してもらいたい。私はしばしばこの日本のジムに戻ってくる。是非、みなさんに私の持っている様々な知識、技術、そして才能を共有したい。私が教えることもできるからね」
と定期的に来日し自ら指導する意欲も見せました。
とはいえ、フィリピン国会の上院議員とボクサーの2足のわらじ状態のパッキャオですから、そんなに頻繁に来日することも考えにくく、これはリップサービスかもしれません。
もしパッキャオが東京五輪に出場することにでもなれば、このジムでトレーニングする姿が見られるかもしれませんね。
会見の内容(一部抜粋)
>6階級制覇を達成しているが、階級を上げたときにその体重に適応するための秘訣は?
パッキャオ お肉をたくさん食べて筋肉を作り、たくさんのプロテインを飲んでいます。1日3回は食べています。それと同時に一生懸命多くの時間練習することが大事です。規律を保ちながら生活することが重要です。試合がある時は1日30ラウンドぐらいは練習しています。
>一番つらかった試合は?
パッキャオ アントニオ・マルガリートとの試合です。彼は身長180cmくらいで(パッキャオは166cm)身長差がありますし、計量では165パウンドと140パウンドだったので、体重差もありました(約11.3kg差)。その試合ではダウンを喫しましたし。
>年齢的に肉体の衰えを感じますか?
パッキャオ 年齢と言うよりもボクサーをやると決断したのならば、どのように練習するのかといったところに焦点を当てて、トレーニングを組み立て、体もメンタルの部分でも怠けないことが大事だと考えています。
井上尚弥チャンプ、八重樫東チャンプ凄いツーショットです!!
今後の活躍が楽しみです!! pic.twitter.com/gzR3BC7M2J— パッキャオジム (@PacquiaoGym8) 2016年11月30日