WBAがミドル級正規王者の村田諒太にランキング3位のロブ・ブラントとの対戦を指令

WBAは、現WBA世界ミドル級王者の村田諒太選手に対し、ランキング3位のロブ・ブラント（27、アメリカ）との試合を命じた。

同時にWBAは、帝拳ジムとブラントの所属するグレン・コーエ・プロモーションに7月15日までに契約を締結するよう告げた。

契約が期限内にまとまらなければ、より高い金額で入札した方が主催権を得、選手双方に50％ずつのファイトマネーが支払われることになる。

なお、この試合はDAZN（ダゾーン）でのリアルタイム配信が決定している。

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ロブ・ブラントは、昨年、一階級上のスーパー・ミドル級で開催されたWBSSトーナメントに出場した8人に選ばれた一人で、初戦でドイツのユルゲン・ブリューマーと対戦。

ナチュラルウェイトがライト・ヘビー級のブリューマーに完敗はしたものの、試合終盤まで集中力を切らさず戦い、決定打をもらうことなく判定に持ち込んでいます。

これまでブリューマー以外にトップコンテンダーとの対戦はありませんが、ここ数年は序盤でのKO勝ちが多く、昨年にはNABAのミドル級タイトルも獲得しており勢いはあります。

ただ、2016年から長期に渡りランキング上位につけているものの、現在のWBAのランキング上位陣の中では知名度は低く、目立たない存在であることは否めません。

現在、ランキング1位のD・ジェイコブスは、IBFからS・デレヴィャンチェンコとの王者決定戦に指名されており、2位のカネロはゴロフキンとのリマッチが濃厚。

それで今回は次順のロブ・ブラントに白羽の矢が立ったのでしょうが、村田選手のビッグマッチは次戦以降に持ち越しとなりました。

（※画像はBoxRecから引用）

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