9月4日、WBO世界Sフライ級王者の井上尚弥選手が、神奈川県「スカイアリーナ座間」で3度目の防衛戦を行います。
(画像はフジテレビ「ユアタイム」参照)
対戦相手は、同級3位タイのペッチバンボーン・ゴーキャットジム(Petchbarngborn Kokietgym)選手。
ペッチバンボーン・ゴーキャットジム選手プロフィール
・本名:カルーン・ジャルピアンラード(Karoon Jarupianlerd)
・戦績:38勝(18KO)、7敗(1KO)、1引分
・年齢:30歳
・身長:167cmくらい?(動画で見た感じ)
・スタンス:オーソドックス
・デビュー2009年6月
・ニックネーム:ペッチバンボーン・ゴーキャットジム(Petchbarngborn Kokietgym)
※ペチっとジャブを当てて、バン・ボーンとワンツーパンチで相手を倒すって意味?
現在16連勝中。
がっちりとした体格をしており、これまで46戦したうちKO負けは2013年に石田匠選手(井岡ジム)に喫した一度のみという、タフさを持った選手のようです。
ただ日本人選手との対戦成績は悪く、これまで5戦して1勝4敗です。
井上尚弥選手にとっては難しい相手ではないかもしれません。
次戦に期待されるローマン・ゴンザレス(Román González ニカラグア)とのビッグマッチに向け前哨戦といった位置づけの試合となります。
井上選手も「フルで打つと、どうしても痛める。今回は7~8割の力で戦う。力を抜いても、タイミングとスピードがあれば倒せる」
と言っており、前戦(ノルディー・マナカネ戦)で拳を痛め、連続KO防衛も4でストップしたこともあり、
積極的にKOを狙いに行くのではなく、スピードで圧倒して拳の怪我を避けながら、判定勝ちも視野に入れた試合展開となりそうです。
ペッチバンボーン選手の直近の試合 対 ノウルディ・マナカネ(Nouldy Manakane)戦
ペッチバンボーン選手の2戦前の試合 対 フラン・ダムール・パルー(Frans Damur Palue)戦
井上拓真選手は世界前哨戦としてフローイラン・サルダール(フィリピン)と対戦
現在WBC世界同級5位につける井上拓真選手は、フィリピンのフローイラン・サルダール(Froilan Saludar)選手と対戦します。
フローイラン・サルダール選手プロフィール
・戦績:23勝(14KO)、1敗(1KO)、1引分
・年齢:27歳
・身長:165cm
・スタンス:オーソドックス
・デビュー2009年7月
・ニックネーム:スナイパー(The Sniper)
フローイラン・サルダール選手は、これまで1敗(2014年6月に北京五輪出場経験のあるスペインのマックウィリアムズ・アローヨに喫した)のみ。
25戦の経験があり、ここ4戦では4勝3KOと好調です。
世界前哨戦としてインパクトのある試合を期待したいです。
フローイラン・サルダール対マックウィリアムズ・アローヨの試合動画
プロデビュー戦の清水聡選手はイ・インギュ(韓国)と対戦
ロンドン五輪バンタム級銅メダリストの清水選手は、階級をライト級に上げ挑んだ2016年1月のリオ五輪選考会で、成松大介選手に判定負けを喫し、正規メンバーでの出場を逃したことからプロに転向。
フェザー級でプロデビュー戦に挑みます。
対戦相手は韓国のイ・インギュ(In Kyoo Lee)選手。
イ・インギュ選手プロフィール
・戦績:3勝(1KO)、2敗(0KO)
・年齢:25歳
・身長:172cm
・スタンス:オーソドックス
・デビュー2013年10月
プロに転向してどんな試合を見せてくれるか楽しみです。
井上浩樹選手のプロ5戦目の対戦相手はまだ未定のようです。
決定次第、追記します。