元3階級制覇王者の井岡一翔が4階級制覇を目指し9月8日の SuperFly3(米)で現役復帰戦!

井岡一翔 現役復帰 話題

2018年7月20日、元3階級制覇王者の井岡一翔選手が、米ロサンゼルスを拠点に現役復帰し、日本男子初の4階級制覇を目指すと表明しました。

復帰戦は2018年9月8日に米カリフォルニア州で開催予定の「SuperFly3」で行われる見込み。

>>[2018年9月9日]スーパーフライ3 井岡一翔 vs マックウィリアムス・アローヨ 詳細情報

今年の3月から国内の格闘技ジムで本格的なトレーニングを再開していた井岡選手。

体重はスーパー・フライ級(52・1キロ)を見据えて57キロ前後を維持しているという。

引退の経緯

井岡選手は、2016年4月にWBA世界フライ級王者として5度目の防衛に成功し、具志堅用高に並ぶ世界戦通算14勝の日本記録を打ち立てた。

しかし、父の一法氏との確執などが原因となり引退を決意

2017年11月9日には父の一法会長が王座返上を発表。

井岡選手も昨年12月30日付で日本ボクシングコミッション(JBC)に引退を受理され、翌日に横浜市内の会見で、現役引退を表明していました。

今後は米国を拠点に活動予定

井岡選手の今後の練習や試合の拠点はアメリカ、ロサンゼルスになるとのこと。

所属先も父親が会長を務める井岡ジムから、以前から井岡選手の世界戦のスポンサー務めていたパチンコ機業界最大手のSANKYOへと変更となります。

また、米国でのプロモートをトム・ローファー(GGGのプロモーター)が代表を務める360°プロモーションと結んでいます。

スーパーフライ2を見て復帰を決意

「大みそかの時には現役復帰のことはまったく考えていなかった」と強調した井岡選手ですが、引退会見の際に今後について「次のビジョンのイメージはある」と語っており、米国での選手活動はその一つだったといいます。

具体的に現役復帰の話が進みだしたのは、2018年2月24日のSuperFly2(米イングルウッド)を視察した際、前述のトム・ローファーに会い、直接オファーを受けたことがきっかけだったと会見で井岡選手が語っています。

スーパー・フライ3に出場予定

米国でライセンス取得できれば、9月8日のSuperFly3に出場できるとのこと。

対戦相手はまだ未定ですが、世界ランカーになる見込み。

勝てば世界ランキング入りし、早ければ年内にも4階級制覇に挑戦する可能性も十分にあります。

井岡選手の復帰会見でのコメント

–なぜ、米国での復帰を選んだのか?–
「日本ではやることをやりきって、復帰は考えていなかった。大きなきっかけがないと復帰はなかった。(日本選手で)今まで誰もやったことがない4階級制覇という大きな目標を掲げた」

–外国での挑戦については?–
「多少の不安もあるけど、僕がやることで新たな道が切り開かれると思う。選ばれた者として、結果を残すのは使命」

–4階級制覇に懸ける気持ちは?–
「自分の夢だけではない。新たな歴史をつくるというのは自分のためではなく、今後のボクシング界、協力してくれる人のため」

–現在の体重は?–
「56キロから57キロの間」

–父の一法さんとはどのような話をしたか?–
「報告して、頑張れと言ってもらった。今まで一緒に頑張ってきて、今があるのは両親のおかげ。結果を残して、活躍することで喜んでもらえると思う」

父の一法氏も激励

同7月20日、父で井岡ジムの会長である一法氏は、大阪市内のジムの会見で以下のように語っている。

「ボクシングをやってくれることはうれしいこと。
4階級を取りにいってほしい」

–息子が井岡ジムを離れて活動することになったが?–
「アドバイスしかできない。ボクシングを盛り上げてほしい」と語った。

終りに

父の一法氏との確執が引退の原因とされていましたが、それほど深刻ではないようでホッとしました。

フライ級で無類の強さを見せたロマゴンもスーパーフライ級の壁にぶち当たってしまいましたが、井岡選手はその壁を越えられるでしょうか。

SuperFly3からシーサケットが変な形でドロップアウトしてしまい残念でしたが(ONEに引き抜かれた?)、井岡選手の復帰でぐっと楽しみになってきました。

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