惜敗でした。亀田和毅選手の戦績は、32戦目にして1敗目を喫することになりました。
3回にダウンを奪うなど、序盤はスピードに勝る亀田選手のペースでしたが、
後半に進むに従い、的確にジャブを当てられて、懐の深いチャンピオンに和毅選手のパンチが届かなくなり、
ポイントで王者マクドネルに巻き返されてしまいました。
それでもギリギリの判定決着でした。和毅選手は惜しい敗戦でした。
試合後、早くも再戦の動きが出ているようです。
懐の深いチャンピオンのジャブをかいくぐって今度こそ攻略できるかどうか楽しみです。
今日の試合結果と、試合後の選手のコメントは以下の通り
WBA世界バンタム級タイトルマッチ12回戦 (9日、テキサス州ヒダルゴ)
○ジェイミー・マクドネル 判定0-3 亀田和毅●
以下は、各試合後の選手のコメントです。
ジェイミー・マクドネル選手
「こういう判定になるとは思わなかったので、勝てたことは素晴らしい」(SANSPO)
「(3回のダウンについて)彼のスピードには驚かされた。パンチが見えず、気が付いたときには床の上だった」
「手数を出すことが作戦だった」(スポニチ)
亀田和毅選手
「負けたとは思ってないから悔しさもない。俺は勝ったと思っている。(判定は)しょうがない。日本人と英国人が米国で試合やって(ブーイングした)お客さんが分かってるよ」(SANSPO)
「どの試合もやっぱり勉強。この試合で、でけへんかったことを練習して、まだまだ強くなる」(SANSPO)