WBA世界ミドル級王者村田諒太選手が、年内にも行われる見込みの次戦に向け練習を再開しました。
ターゲットはWBAスーパー王者のサウル・カネロ・アルバレスか、元3団体統一王者のゲンナディー・ゴロフキン。
カネロ・アルバレスはIBFタイトルを放棄、次戦は未定
カネロ・アルバレスはIBF同級1位のセルゲイ・デレビャンチェンコとの指名戦の交渉を進めていましたが、金銭的にまとまらず、IBFタイトルを放棄することに。
現在、カネロはWBAスーパータイトルのみ保持しています。
以前、ゴロフキンとの再戦交渉の際も、ファイトマネーの分配であわや試合が流れかけたカネロとの対戦実現のカギは金銭面にありそうです。
お金の問題さえクリアすれば、正規王者対vsスーパー王者の対決は自然な流れだけに実現可能性は高そうです。
ただし、海外で人気抜群のカネロを日本に連れてくるのは難しいでしょう。
カネロ本人はデメトリアス・アンドレーデとの対戦に興味を示しているとの噂も…
Canelo Alvarez Update: New Opponent Rumored
Canelo Alvarez update: Talks with Sergey Derevyanchenko are now 'dead' and Demetrius Andrade could be nexthttps://t.co/hghQWapAct
— The Big Lead (@thebiglead) August 1, 2019
ゴロフキンは10月にセルゲイ・デレビャンチェンコとの王座決定戦が濃厚
一方のゴロフキンですが、カネロとの対戦交渉が流れたセルゲイ・デレビャンチェンコとの交渉が進められているとのニュースが報じられています。
Gennady Golovkin vs. Sergiy Derevyanchenko in negotiations for Oct.5 at MSG, NY
#GennadyGolovkin vs. #SergiyDerevyanchenko in negotiations for Oct.5 at MSG, NY https://t.co/MxOVcY7eaL
— Boxing News 24 (@boxingnews24) August 2, 2019
ゴロフキンにとって、金銭的にはカネロとの3戦目ほど大きくないでしょうが、試合はカネロが放棄したIBF王座決定戦になる可能性が高く、王座返り咲きを狙うゴロフキンにとって好機であり、実現可能性は高そうです。
村田選手もWBA王者ですが、WBAの正規王座は世界的にはスーパー王座よりも格下に見られており、ゴロフキンがより興味を示すのはIBF王座だと思われます。
ただ、ゴロフキンは日本での試合にも抵抗はないとのことなので、ファイトマネーで興味を引くことができれば、日本でのビッグマッチ実現もあり得るかもしれません。
終りに
というわけで、村田諒太選手の次戦はカネロ・アルバレスがより有力なターゲットと言えそうです。
続報が入り次第、更新します。