ここ最近、続々とビッグマッチが発表されています。
中にはあっと驚くようなマッチメークも。
[9.17]WBO世界Sウェルター級タイトルマッチ サウル・アルバレス vs ライアン・スミス
サウル・カネロ・アルバレス(Saul Alvarez メキシコ)の次戦の相手は、WBO世界Sウェルター級王者のライアン・スミス(Liam Smith イギリス)に決まりました。
試合は、9月17日(土)にアメリカ・ラスベガスのMGMグランドガーデンで行われます。
本来、カネロが現王者のライアン・スミスに挑戦する形なのですが、一部報道では「スミスが(カネロと対戦する)ラッキーを掴んだ」のような報道をされたり、現王者のスミスにとっては期するものがあるんじゃないでしょうか。
スミスにとっては初のイギリス国外での試合となります。
もしこの試合でスミスが勝てば、これまでローカルスターだったライアン・スミスの名が一気に世界に轟くに違いないです。
[9.10]WBA、WBC、IBF、IBO世界ミドル級タイトルマッチ ゲンナディ・ゴロフキン vs ケル・ブルック
この試合が一番驚きました。ウェルター級のケルブルックが1階級を飛び越えて、ミドル級のしかもゴロフキンに挑戦します。
試合は、9月10日(土)にイギリス・ロンドンのO2アリーナで行われます。
FIVE WEEKS until @SpecialKBrook takes on the most feared man in boxing @GGGBoxing! 🚷 #GGGBrook @SkySportshttps://t.co/jaFBe4Emb0
— Matchroom Boxing (@MatchroomBoxing) 2016年8月6日
クリス・ユーバンクjr(Chris Eubank Jr イギリス)との対戦がほぼ決まりかけたと思ったら一転、ケル・ブルックが契約を勝ち取りました。
この発表にユーバンクjrは未練たらたらの様子。
I haven't been shown one contract since my fight with GGG was announced. I'm still ready & waiting to sign. Fighting Brook is a joke #2Small
— Chris Eubank Jr (@ChrisEubankJr) 2016年7月8日
「俺はいつでも準備ができている。ブルックとの対戦なんてジョークだ」
両者無敗対決とはいえ、パワー差のあるこの対戦、内容も面白い試合になってもらいたいです。
個人的には、ユーバンクjrの前戦、対トム・ドラン(Tom Doran イギリス)の内容がアピール度満点でよかったので、ユーバンクjr対ゴロフキンが見たかった。
[11.19]WBA、IBF、WBO世界Sライトヘビー級タイトルマッチ セルゲイ・コバレフ vs アンドレ・ウォード
無敗のアンドレ・ウォード(Andre Ward アメリカ)が1階級上げて、同じく無敗で現WBA、IBF、WBOの3団体統一王者セルゲイ・コバレフ(Sergey Kovalev ロシア)に挑戦します。
この無敗対決、噂はありましたが実現するとは驚きました。
試合は、11月19日(土)にアメリカ・ラスベガスのTモバイルアリーナで行われます。
身長、リーチともにほぼ体格差がない両者ですが、一階級上げたウォードのテクニックがコバレフの強打をしのげるのか楽しみな試合です。