2018年11月11日時点での、各団体、各階級の世界チャンピオンの一覧です。
前回更新時からのタイトルの変動や、国別のタイトル保持数も表にまとめました。
ヘビー級（200ポンド超）
| アンソニー・ジョシュア Anthony Joshua / | IBF / WBAスーパー / WBO / IBO 王者 次戦(2019-04-13)：対戦相手未定 |
| デオンテイ・ワイルダー Deontay Wilder / | WBC 王者 次戦(2018-12-01)：vs タイソン・ヒューリー |
| マニュエル・チャー Manuel Charr / | WBA 王者 |
イギリス
アメリカ
シリアクルーザー級（~200ポンド）
| アレクサンダー・ウシク Aleksandr Usyk / | WBC / IBF / WBAスーパー / WBO 王者 次戦(2018-11-10)：vs トニー・ベリュー |
| ベイバット・シュメノフ Beibut Shumenov / | WBA 王者 |
| ケビン・レリーナ Kevin Lerena / | IBO 王者 |
ウクライナ
カザフスタン
南アフリカライト・ヘビー級（~175ポンド）
| アドニス・スティーブンソン Adonis Stevenson / | WBC 王者 次戦(2018-12-01)：vs オレクサンドル・グウォジク |
| アルツール・ベテルビエフ Artur Beterbiev / | IBF 王者 |
| ディミトリー・ビボル Dmitry Bivol / | WBA 王者 次戦(2018-11-24)：vs ジャン・パスカル |
| イレイダー・アルバレス Eleider Alvarez / | WBO 王者 |
| カロ・ムラート Karo Murat / | IBO 王者 次戦(2018-12-15)：vs スベン・フォーンリング |
| 空位 | WBAスーパー |
カナダ
ロシア
コロンビア
ドイツスーパー・ミドル級（~168ポンド）
| デビッド・べナビデス David Benavidez / | WBC 王者 |
| ホセ・ウズカテグイ Jose Uzcategui / | IBF 王者 |
| カラム・スミス Callum Smith / | WBAスーパー 王者 |
| ロッキー・フィールディング Rocky Fielding / | WBA 王者 次戦(2018-12-15)：vs サウル・アルバレス |
| ギルバート・ラミレス Gilberto Ramirez / | WBO 王者 次戦(2018-12-14)：vs ジェシーハート |
| 空位 | IBO |
ベネズエラ
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ミドル級（~160ポンド）
| カネロ・アルバレス Canelo Alvarez / | WBC / WBAスーパー 王者 次戦(2018-12-15)：vs ロッキー・フィールディング |
| ロブ・ブラント Rob Brant / | WBA 王者 |
| デメトリアス・アンドラーデ Demetrius Andrade / | WBO 王者 |
| ダニエル・ジェイコブス Daniel Jacobs / | IBF 王者 |
| 空位 | IBO |
スーパー・ウェルター級（~154ポンド）
| ジャーメル・チャーロ Jermell Charlo / | WBC 王者 次戦(2018-12-22)：vs トニー・ハリソン |
| ジャレット・ハード Jarrett Hurd / | IBF / WBAスーパー / IBO 王者 |
| ブライアン・カルロス・カスターノ Brian Castano / | WBA 王者 |
| ジェイミー・ムングイア Jaime Munguia / | WBO 王者 |
アルゼンチンウェルター級（~147ポンド）
| ショーン・ポーター Shawn Porter / | WBC 王者 |
| エロール・スペンス・ジュニア Errol Spence / | IBF 王者 |
| キース・サーマン Keith Thurman / | WBAスーパー 王者 |
| マニー・パッキャオ Manny Pacquiao / | WBA 王者 |
| テレンス・クロフォード Terence Crawford / | WBO 王者 |
| スラニ・エンベンジ Thulani Mbenge / | IBO 王者 次戦(2018-12-08)：vs ミゲル・バスケス |
フィリピンスーパー・ライト級（~140ポンド）
| ホセ・ラミレス Jose Ramirez / | WBC 王者 |
| キリル・レリック Kiryl Relikh / | WBA 王者 |
| モーリス・フッカー Maurice Hooker / | WBO 王者 次戦(2018-11-16)：vs アレックス・サウセド |
| マホメド・ミモウン Mohamed Mimoune / | IBO 王者 |
| イワン・バランチク Ivan Baranchyk / | IBF 王者 |
| 空位 | WBAスーパー |
ベラルーシ
フランスライト級（~135ポンド）
| マイキー・ガルシア Mikey Garcia / | WBC 王者 |
| ワシル・ロマチェンコ Vasyl Lomachenko / | WBAスーパー 王者 次戦(2018-12-08)：vs ホセ・ペドラサ |
| ホセ・ペドラサ Jose Pedraza / | WBO 王者 次戦(2018-12-08)：vs ワシル・ロマチェンコ |
| 空位 | WBA / IBO / IBF |
プエルトリコスーパー・フェザー級（~130ポンド）
| ミグエル・ベルチェルト Miguel Berchelt / | WBC 王者 |
| テビン・ファーマー Tevin Farmer / | IBF 王者 次戦(2018-12-15)：対戦相手未定 |
| ジャーボンティ・デービス Gervonta Davis / | WBAスーパー 王者 |
| アルベルト・マチャド Alberto Machado / | WBA 王者 |
| 伊藤 雅雪 Masayuki Ito / | WBO 王者 次戦(2018-12-30)：vs エフゲニー・チャプラコフ |
| シャフカト・ラキモフ Shavkat Rakhimov / | IBO 王者 |
日本フェザー級（~126ポンド）
| ゲイリー・ラッセル・ジュニア Gary Russell Jr. / | WBC 王者 |
| ジョシュ・ワリントン Josh Warrington / | IBF 王者 次戦(2018-12-22)：vs カール・フランプトン |
| レオ・サンタ・クルス Leo Santa Cruz / | WBAスーパー 王者 |
| オスカー・バルデス Oscar Valdez / | WBO 王者 |
| 空位 | WBA / IBO |
スーパー・バンタム級（~122ポンド）
| レイ・バルガス Rey Vargas / | WBC 王者 |
| TJ・ドヘニー TJ Doheny / | IBF 王者 |
| ダニー・ローマン Danny Roman / | WBA 王者 |
| アイザック・ドグボエ Isaac Dogboe / | WBO 王者 次戦(2018-12-08)：vs エマニュエル・ナバレッテ |
| 空位 | WBAスーパー / IBO |
アイルランドバンタム級（~118ポンド）
| エマニュエル・ロドリゲス Manny Rodriguez / | IBF 王者 |
| ノニト・ドネア Nonito Donaire / | WBAスーパー 王者 |
| 井上 尚弥 Naoya Inoue / | WBA 王者 |
| ゾラニ・テテ Zolani Tete / | WBO 王者 |
| マイケル・ダスマリナス Michael Dasmarinas / | IBO 王者 |
| 空位 | WBC |
スーパー・フライ級（~115ポンド）
| シーサケット・ソー・ルンヴィサイ Srisaket Sor Rungvisai / | WBC 王者 |
| ヘルウィン・アンカハス Jerwin Ancajas / | IBF 王者 |
| カリッド・ヤファイ Kal Yafai / | WBA 王者 次戦(2018-11-24)：vs イスラエル・ゴンザレス |
| ギデオン・ブゼレジ Gideon Buthelezi / | IBO 王者 |
| 空位 | WBAスーパー / WBO |
タイフライ級（~112ポンド）
| クリストファー・ロサレス Cristofer Rosales / | WBC 王者 |
| アーテム・ダラキアン Artem Dalakian / | WBA 王者 |
| 田中 恒成 Kosei Tanaka / | WBO 王者 |
| 空位 | IBF / WBAスーパー / IBO |
ニカラグアライト・フライ級（~108ポンド）
| 寺地 拳四朗 Ken Shiro / | WBC 王者 次戦(2018-12-30)：vs サウル・フアレス |
| ヘッキー・ブドラー Hekkie Budler / | WBAスーパー 王者 |
| カルロス・カニサレス Carlos Canizales / | WBA 王者 |
| アンヘル・アコスタ Angel Acosta / | WBO 王者 |
| フェリックス・アルバラード Felix Alvarado / | IBF 王者 |
| 空位 | IBO |
ミニマム級（~105ポンド）
| ワンヒン・ミナヨーシン Wanheng Menayothin / | WBC 王者 |
| 京口 紘人 Hiroto Kyoguchi / | IBF 王者 |
| ノックアウト・CP・フレッシュマート Knockout CP Freshmart / | WBA 王者 次戦(2018-11-28)：vs バイロン・ロハス |
| ビック・サルダール Vic Saludar / | WBO 王者 |
| シンフィエ・フォンコ Simphiwe Khonco / | IBO 王者 次戦(2019-01-12)：vs ジョーイ・カノイ |
| 空位 | WBAスーパー |
前回更新時（8月18日）からの変動
スーパー・ミドル級
9月28日にサウジアラビアで行われたWBSSスーパー・ミドル級トーナメント決勝戦で28歳のカラム・スミスがWBAスーパー王者のジョージ・グローブスを7ラウンドKOで破り、トーナメント優勝者に。
WBAスーパータイトルも獲得しました。
カラム・スミスはこの試合でWBCダイヤモンドタイトルの2度目の防衛にも成功しています。
射程距離が長くスピーディーなジャブと硬いガードでグローブスを寄せ付けませんでしたね。長期防衛の予感がします。
ミドル級
ミドル級は大きく動きました。
WBC、WBAスーパー
まず何といってもカネロ・アルバレスがゲンナディ―・ゴロフキンを破り、WBC、WBAスーパーの新王者になりました。
判定のポイント差は僅差ながら、試合前半から積極的に前に出続けたアルバレスがゴロフキンをスピードとテクニック上手く攻略したといった印象でした。
特にカネロの左のボディーブローは第一線と同様にGGGを苦しめましたね。
WBA
10月20日、村田諒太選手が2度目の防衛戦でロブ・ブラントに判定で敗れ、王座陥落してしまいました。
ラスベガスでの大舞台で勝てば次戦ゴロフキン戦も噂されていただけに残念でしたね。
結果は意外なほど大きなポイント差が付きましたが、もっと僅差でもいい内容でした。やはり海外での防衛戦は難しいのか。
WBO
10月27日にIBFランキング3位のダニエル・ジェイコブスが1位のセルゲイ・デレイビャンチェンコを判定で破り、新チャンピオンとなりました。
ジェイコブスは1Rに右ストレートでダウンを奪ったものの、その後は接戦となり結果は僅差の判定でした。
WBO
10月20日、WBOランキング1位のデメトリアス・アンドラーデがランキング2位のウォルター・カウトンドクワを大差判定で破り、新チャンピオンとなりました。
この試合、本来ビリー・ジョー・サンダースの4度目の防衛戦としてアンドラーデと対戦する予定でしたが、サンダースへのドーピング検査で禁止薬物の興奮剤が発覚し、試合がいったん中止に、準備期間がない中でカウトンドクワが決定戦に挑むことになりましたが、チャンスをつかむことはできませんでした。
ウェルター級
WBC
9月8日に行われた決定戦で、ショーン・ポーターがダニー・ガルシアを僅差の判定で破り、新チャンピオンとなりました。
ダニー・ガルシアはこれで世界戦2連敗。いずれもわずかに及ばず、一時期の破竹の勢いにちょっと陰りが出てきてしまいました。
スーパー・ライト級
IBF
マイキー・ガルシア返上したタイトルの防衛戦がIBFランク2位のイワン・バランチクと3位のアンソニー・イジットとで行われ、イワン・バランチクがイジットを7ラウンドTKOで破り、新王者となりました。
なお、この試合はWBSSシーズンⅡのスーパー・ライト級トーナメント1回戦の試合でもありました。勝利したバランチクは準決勝に進出です。バランチクのラッシュは迫力がありましたね。
ライト級
WBO
ライト級に階級を上げ3戦目のホセ・ペドラサがレイムンド・ベルトランの初防衛戦に挑み、3-0の判定で勝利を収め新チャンピオンに。
ペドラサは12月8日に予定されている初防衛戦で、WBAスーパー王者のワシル・ロマチェンコとの統一戦を行うことになっています。
スーパー・フェザー級
IBF
8月3日にIBFランキング4位のテビン・ファーマーが3位のビリー・ディブと決定戦を行い、大差判定勝利。新チャンピオンとなりました。
10月20日にはイギリスのジェームス・テニャソンと初防衛戦を行い、こちらも大差判定勝利、さらには12月には2度目の防衛戦も予定されています。
念願のジャーボンテイ・デービスとの統一戦は成るでしょうか？
尾川堅一選手との再戦も見てみたいですね。
バンタム級
WBAスーパー
11月3日に行われたWBSSバンタム級トーナメント1回戦で王者ライアン・バーネットの3度目の防衛戦に挑んだノニト・ドネアがバーネットの負傷による棄権で勝利。新チャンピオンとなりました。
この試合でドネアは7年ぶりのバンタム級復帰を見事に果たしました。
次戦は準決勝でWBO王者のゾラニ・テテとの統一戦に挑みます。この試合も楽しみですね。
バーネットのパンチも何度となくドネアをとらえていて接戦になりそうな展開でしたが不運でしたね。オーバーワークがたたったんでしょうか。
バーネットには次のWBSS準決勝のリザーブマッチに出場できるオプションが与えられているそうです。
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フライ級
WBO
9月24日に木村翔選手のWBOタイトルにフライ級2戦目にして挑んだ田中恒成選手が激戦の末、2-0で判定勝利を飾り新チャンピオンとなりました。
この試合は先日、WBOの年間最高試合に選ばれました。互いに攻勢を緩めないスリリングな試合でしたね。
田中選手は初防衛戦で田口選手との対戦が噂されていますが、どうなるでしょうか。
ライト・フライ級
IBF
田口選手との統一戦に勝利したヘッキー・ブトラーが返上したタイトルの防衛戦が、ニカラグアのフェリックス・アルバラードと、フィリピンのランディー・ペタルコリンとで行われ、7ラウンドにはダウンを奪ったアルバラードが3-0の判定で勝利し、新チャンピオンとなりました。
国別タイトル獲得数
| 国名 | タイトル数 |
|---|---|
 アメリカ（USA） | 20 |
 イギリス（UnitedKingdom） | 10 |
 メキシコ（Mexico） | 8 |
 ウクライナ（Ukraine） | 6 |
 南アフリカ（SouthAfrica） | 6 |
 日本（Japan） | 5 |
 フィリピン（Philippines） | 4 |
 プエルトリコ（PuertoRico） | 4 |
 ロシア（Russia） | 3 |
 タイ（Thailand） | 3 |
 ベネズエラ（Venezuela） | 2 |
 ベラルーシ（Belarus） | 2 |
 ニカラグア（Nicaraguan） | 2 |
 シリア（Syria） | 1 |
 カザフスタン（Kazakhstan） | 1 |
 カナダ（Canada） | 1 |
 コロンビア（Colombia） | 1 |
 ドイツ（Germany） | 1 |
 アルゼンチン（Argentina） | 1 |
 フランス（France） | 1 |
 アイルランド（Ireland） | 1 |
アメリカはやはり強いですね。8月から3つのベルトを増やし20タイトルを制しています。
日本は村田選手が敗れて一つベルトを減らし、5タイトルとなりました。
※出生地でカウントしています。
※統一王者は保持する全てのベルト数をカウントしています。
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