先日、WBSSシーズン2のドラフトミーティングが行われ、バンタム級、スーパー・ライト級トーナメントの1回戦の組み合わせが決定しました。
抽選の方法は、シードに選ばれた4人のチャンピオン(空位のWBCを除く、WBA、WBAスーパー、IBF、WBOのチャンピオン)が、シード1位の選手(ライアン・バーネット)から順にシード外の4人の中から自ら対戦相手を選ぶといったものでした。
シード4位のエマニュエル・ロドリゲスは、既にIBFからの指名でランキング3位のジェイソン・モロニーとの対戦が決まっていたので、残りの3人のチャンピオンたちが一人ずつ、ステージ上で対戦相手を指名していきました。
ライアン・バーネットはノニト・ドネアを指名
最初にシード1位のライアン・バーネットがノニト・ドネアを指名しました。
ドネアは再びアイルランドのベルファストで、今度はバンタム級で試合を行うことになります。
井上尚弥 vs ドネア を期待していたので、少し残念でしたね。
井上尚弥はファン・カルロス・パヤノを指名
次に登場したシード2位の井上尚弥選手はファン・カルロス・パヤノを指名。
パヤノはルー・シー・ウォーレンとの世界戦で僅差の判定で敗れた1敗のみ(ダイレクトリマッチ、初戦では勝利していた)で、ほぼ無傷の戦績を残している強豪です。
この試合も楽しみですね。
井上尚弥選手のコメント
–ノニトを選べませんでした。相手がパヤノに決まった今の気分は?–
「パヤノは元スーパー王者だし、キャリアのある選手なので、気を抜かずにしっかりと戦っていきたいです。」–日本を出てアメリカやロシアなど海外で試合をする気はありますか?–
「もちろんです。開催地がどこであろうと、やっていきたいですね。」–日本ではこの階級で多くのチャンピオンがいましたが、統一チャンピオンはなかなか生れませんでした–
「そうですね。統一王者は少ないですし、こういったトーナメントに出られることは日本王者としてまた違ったステージに来れたということで誇りに思っています。」–ジムの中でこれから先注目選手はいますか?–
「弟(井上拓真選手)が次にWBCの挑戦者決定戦に出るので、ぜひ注目して欲しいですね。」–ネリーという強い選手がいますが、山中慎介選手との件で問題もありました。気になりますか?–
「もちろん、気にはなりますし、ルールの中で試合が出来るのならば対戦したいです。」–機会があったら日本を出てネリーと試合をしてもいいと思いますか?–
「もちろんそういう機会があれば。試合したいです。」–トーナメントで勝ち上がり決勝に行ったとしたら、相手は誰になると思いますか?–
「難しいですね。経験でドネアかな?」–もし、相手がテテやドネアになったらロンドンに行って試合してもいいと思いますか?–
「もちろんです。」
自動的にゾラニ・テテの対戦相手はミーシャ・アロヤンに決定
自動的にシード3位のゾラニ・テテの相手はロシアのミーシャ・アロヤンに決まりました。
プロではまだ未知数のアロヤンに決まり、テテの表情がちょっと硬いように感じました。
まとめ
ついに決まりましたね。どの試合も楽しみです。
あとは日本でライブ中継を見ることができるのかが気になりますね。
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