WBN(World Boxing News)で発表されているパウンド・フォー・パウンドの最新ランキングTOP50を紹介します。
※写真はWBNから引用
WBNのパウンド・フォー・パウンドは以下の基準で選ばれています。
・世界タイトルを獲得していること。
・複数階級のタイトルを獲得していること。
・強い相手と対戦していること。
・勝ち方が良いこと。
・長期に渡り活躍している、あるいはこの1年間活躍していること。
※()内は、前回のランキング
最終更新日:2018年6月8日
パウンド・フォー・パウンドTOP50
次戦(2018-06-09):vs ジェフ・ホーン
次戦(2018-06-09):vs アブネル・マレス
次戦(2018-08-18):vs アストン・パリクテ
次戦(2018-08-18):対戦相手未定
次戦(2018-08-04):vs イレイダー・アルバレス
次戦(2018-06-16):vs カルロス・オカンポ
次戦(2018-07-15):vs ルーカス・マーティン・マティセ
次戦(2018-06-09):vs レオ・サンタ・クルス
次戦(2018-08-25):vs ショーン・ポーター
次戦(2018-06-30):vs ローマー・アレクシス・アングロ
次戦(2018-08-25):vs ダニー・ガルシア
次戦(2018-06-23):vs ジョナサン・ビクトール・バロス
次戦(2018-06-09):vs モーリス・フッカー
前回更新時(2018年4月28日)からの順位変動
↑1位 ワシル・ロマチェンコ(Vasyl Lomachenko)
ホルヘ・リナレスを10回KOで破って3階級制覇を達成したワシル・ロマチェンコが初の1位に輝きました。
難敵に打ち勝った代償か、右肩の手術をすることになったロマチェンコですが、手術は無事成功して年内の防衛戦を宣言しています。
↑5位 井上 尚弥(Naoya Inoue)
バンタム級に階級を上げ、初試合でWBA王者のジェイミー・マクドネルに挑んだ井上尚弥選手が、1回TKOという一方的な勝利を収め順位をさらに上げました。
WBSSトーナメントが非常に楽しみになってきました。
↑9位 ワンヒン・ミナヨーシン(Wanheng Menayothin)
9度目の防衛戦に勝利し、大きな区切りとなる50勝目を達成したワンヒン・ミナヨーシンが順位を上げました。
京口選手との統一戦や、フィリピンのマーク・アンソニー・バリガとの防衛戦など盛り上がるマッチアップを期待したいです。
↑31位 ヘッキー・ブドラー(Hekkie Budler)
田口良一選手を激戦の末の判定で下し、IBFとWBAスーパーの2団体タイトルを奪取したヘッキー・ブドラーがランクインしました。
当初、南アのジャッジが2人採用されるなど、すったもんだがありましたが、試合はブドラーが終始攻勢で、田口選手の猛攻も巧みなフットワークで交わす文句のない勝利でした。
田口選手との再戦についても前向きな発言をしていたブドラーでしたが、田口選手は階級を上げるという話もあり、どうなるんでしょうか。
↑39位 レイ・バルガス(Rey Vargas)
着実に勝利を積み重ね、5月にはアルメニアのアザット・ホファニシャンを判定で下し、32勝目を飾ったレイ・バルガスがランクイン。
このところ判定勝利が多く、今一つ地味な存在となっていますが、I・ドグボエやD・デラホーヤ、D・ローマン、日本では岩佐選手など、盛り上がりつつある階級なので、統一戦やビッグマッチを期待したいですね。
↑47位 寺地 拳四朗(Ken Shiro)
初戦は苦戦だったガニガン・ロペスとの再戦も、鮮やかな右のボデイーショット2発で一蹴した拳四朗選手がランクイン!
BoxRecのライトフライ級ランキングでは1位に輝いています。
↑50位 ジェイミー・ムングイア(Jaime Munguia)
初の世界挑戦で実力者のチャンピオンサダム・アリを打ちのめし、4回TKOで倒して新王者となったジェイミー・ムングイアがランクイン!
21歳にして29戦無敗、KO率は86%、とんでもない猛者が現れました。今後の試合が楽しみですね。
アリ戦を解説するマルケスとムンギア。内容は分かりません。
長期のブランクを空けたキースサーマンは圏外に
なおキース・サーマンは、度重なる怪我による長期のブランクのため、ランク外となってしまいました。
タイトルも返上しています。
前回のランキング:WBN発表のパウンド・フォー・パウンドTOP50[2018-04-28]