2018年7月13日(金)、WBO世界ミニマム級タイトルマッチ
山中 竜也(真正) vs ビック・サルダール(
フィリピン)の試合が行われます。
会場は神戸市立中央体育館(神戸市)。
この試合の模様は、フジテレビoneで生中継されます。
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試合結果
〇山中 竜也(真正) 判定0-3 ビック・サルダール(
フィリピン)×
※115-112、116-111、117-110
序盤から6Rまでは互角かやや山中選手優位の展開(に見えました。しかし採点ではそうじゃなかった)。
中盤以降は、山中選手は減量の影響で足が釣り始めたために接近戦に持ち込みますが、手数は出るもののダメージを与えることができず、やや苦しい展開に。
そして7R。山中選手のカウンターの右ストレートが当たったと思ったすぐ直後に、今度はサルダールの反撃の右ストレートがクリーンヒットし、山中選手がダウンを奪われます。
何とかそのラウンドしのぎますがダメージは重く、8Rもサークリングしながら回復に努めます。
9R以降は一進一退の展開で、山中選手の右ストレートがサルダールの顔面に当たり始めるなど、盛り返したかに思いましたが、サルダールに決定的なダメージを与えるには至りませんでした。
終わってみれば0-3の判定負け。
山中選手の2度目の防衛戦は残念ながら失敗に終わってしまいました。
見終わった直後は山中選手が何とかしのいでポイント勝ちしたかに思いましたが、意外にも判定は明確なサルダールの勝利でした。
接近戦で山中選手の連打がポイントにならなかったのかもしれません。
田中恒成選手には逆転KOで敗れたサルダールが今回は勝ち切りました。
試合後のコメント
山中竜也選手のコメント
「期待に応えられなくて申し訳ない。
接近戦でもっと手を出さないといけなかった。
判定になったときには負けたと思いました」
(サンスポ)「ガードを上げていたけど、ダウンの場面だけ空いていた。
相手のパンチ力は思っていた通り。接近戦でなかなか手が出なかった」
(日刊スポーツ)
こんばんは!
昨日の試合ダウンも取られて負けてしまいました。
会長,サポートして下さったジムの方々,スパーして下さった方々,応援して下さった皆様や家族
ありがとうございました!
勝てなくてほんとに申し訳ないです。
本当にありがとうございました‼️
写真はボクシングモバイルさんからです! pic.twitter.com/C2UyiyjDO2— 山中竜也 (@boxingryuuya) 2018年7月14日
ビック・サルダール選手のコメント
「7回のダウンは練習していたストレートがうまくはまってくれた。
倒した後に好戦的にいけたのが大きい」
(サンスポ)
試合前日の様子
[2018年7月12日]両者ともに計量は一回目でパス
こんにちは‼️
計量、無事に終わりました(^^)
体調も良いです‼️
明日は絶対勝ちますので応援よろしくお願いいたします‼️https://t.co/pXBoeHjEah— 山中竜也 (@boxingryuuya) 2018年7月12日
試合前両選手のコメント
山中竜也 選手のコメント
12日の計量後のコメント
–最大62kgから15kg落とした減量について–
「これで試合ができるというだけ。
これから母が作ってくれる鍋料理を食べる。
6キロほど戻して試合に臨みたい」
–試合当日について–
「会場入り?自転車ですよ。自宅から近いので」
(スポーツ報知)
11日の予備検診後のコメント
–試合への意気込み–
「(3月の初防衛戦と比べ)全てがレベルアップしたと思う。
ポイントは(相手との)距離。余計なビッグパンチをもらわない距離で、しっかりとやりたいと思います」
(日刊スポーツ)
5月21日の記者会見でのコメント
「スピードも技術もある強い相手だが、しっかり勝ってレベルアップしたい」
(日刊スポーツ)
ビック・サルダール 選手のコメント
11日の予備検診後のコメント
–試合への意気込み–
「祖国フィリピンの全員に『世界チャンピオンになるにふさわしい人間』だというところを見せたい。
勝って、ベルトを持って帰りたい」–山中選手について–
「山中選手は(ファイターというより)ボクサータイプで(パンチを)打って、離れる。
非常に優れた選手ですが、それに対応したボクシングを見せたい」
(日刊スポーツ)
El campeón paja OMB, Ryuya Yamanaka, y el retador, Vic Saludar, superaron la revisión médica de cara al pleito titular que disputarán el 13/7 en el Central Gym de Kobe. pic.twitter.com/MfehcsZFno
— Peleadores del SN (@PeleadoresSN) 2018年7月10日
山中竜也選手の2度目の防衛戦が決まりました。
対戦相手は、フィリピン人でランキング3位のビック・サルダール。
サルダールは2015年に一度来日し、田中恒成選手と対戦しています。
試合は6回KOで敗れはしたものの、正確なパンチで田中選手の顔面に多くのクリーンヒットを当て、5Rには強烈な右ストレートで田中選手をダウンさせるなど、なかなか手ごわい選手です。
前回の試合ではメキシコのモイセス・カルロスとテクニックで圧倒して見せた山中選手が、実力者のサルダールに対しどんな試合を見せてくれるか楽しみです。
なお、サルダールの兄、フロイラン・サルダールは今月27日に木村翔選手のWBO世界フライ級タイトルへの挑戦が決まっており、同時期に兄弟揃っての世界挑戦となります。
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両選手プロフィール
山中 竜也 選手のプロフィール
- 名前:Ryuya Yamanaka
- 出身地:
日本
- 年齢:23歳
- プロデビュー:2012年6月22日
- 身長:163cm
- リーチ:169cm
- 戦績:18戦、16勝(5KO)2敗(1KO)
- KO率:28%
- スタイル:オーソドックス
ビック・サルダール 選手のプロフィール
- 名前:Vic Saludar
- 出身地:
フィリピン
- 年齢:27歳
- ニックネーム:Vicious(烈しい奴)
- プロデビュー:2013年7月13日
- 身長:163cm
- リーチ:166cm
- 戦績:20戦、17勝(10KO)3敗(2KO)
- KO率:50%
- スタイル:オーソドックス
(※画像はBoxRecから引用)