2018年5月17日時点での、各団体、各階級の世界チャンピオンの一覧です。
国別のタイトル保持数も表にまとめました。
ヘビー級(200ポンド超)
WBC王者 デオンテイ・ワイルダー(Deontay Wilder
WBAスーパー王者 アンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua

WBA王者 マニュエル・チャー(Manuel Charr

次戦(2018-09-29):vs フレス・オケンド
IBF王者 アンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua
WBO王者 アンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua

IBO王者 アンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua

クルーザー級(~200ポンド)
WBC王者 アレクサンダー・ウシク(Aleksandr Usyk
WBAスーパー王者 ムラト・ガシエフ(Murat Gassiev

WBA王者 空位
IBF王者 ムラト・ガシエフ(Murat Gassiev

WBO王者 アレクサンダー・ウシク(Aleksandr Usyk

IBO王者 ケビン・レリーナ(Kevin Lerena

次戦(2018-06-02):vs ローマン・ゴロバシュチェンコ
ライト・ヘビー級(~175ポンド)
WBC王者 アドニス・スティーブンソン(Adonis Stevenson
次戦(2018-05-19):vs バドウ・ジャック
WBAスーパー王者 空位WBA王者 ディミトリー・ビボル(Dmitry Bivol

IBF王者 アルツール・ベテルビエフ(Artur Beterbiev

WBO王者 セルゲイ・コバレフ(Sergey Kovalev

次戦(2018-08-04):vs イレイダー・アルバレス
IBO王者 カロ・ムラート(Karo Murat
スーパー・ミドル級(~168ポンド)
WBC王者 デビッド・べナビデス(David Benavidez
WBAスーパー王者 ジョージ・グローブス(George Groves

WBA王者 タイロン・ツォイゲ(Tyron Zeuge

IBF王者 ジェームス・デゲイル(James DeGale

WBO王者 ギルバート・ラミレス(Gilberto Ramirez

次戦(2018-06-30):vs ローマー・アレクシス・アングロ
IBO王者 空位ミドル級(~160ポンド)
WBC王者 ゲンナディー・ゴロフキン(Gennady Golovkin
WBAスーパー王者 ゲンナディー・ゴロフキン(Gennady Golovkin

WBA王者 村田 諒太(Ryota Murata

IBF王者 ゲンナディー・ゴロフキン(Gennady Golovkin

WBO王者 ビリー・ジョー・サンダース(Billy Joe Saunders

次戦(2018-06-23):vs マーティン・マレー
IBO王者 ゲンナディー・ゴロフキン(Gennady Golovkin
スーパー・ウェルター級(~154ポンド)
WBC王者 ジャーメル・チャーロ(Jermell Charlo
次戦(2018-06-09):vs オースティン・トラウト
WBAスーパー王者 ジャレット・ハード(Jarrett Hurd
WBA王者 ブライアン・カルロス・カスターノ(Brian Castano

IBF王者 ジャレット・ハード(Jarrett Hurd

WBO王者 ジェイミー・ムングイア(Jaime Munguia

IBO王者 ジャレット・ハード(Jarrett Hurd

ウェルター級(~147ポンド)
WBC王者 キース・サーマン(Keith Thurman
WBAスーパー王者 キース・サーマン(Keith Thurman

WBA王者 ルーカス・マティセ(Lucas Matthysse

次戦(2018-07-15):vs マニー・パッキャオ
IBF王者 エロール・スペンス・ジュニア(Errol Spence Jr.
次戦(2018-06-16):vs カルロス・オカンポ
WBO王者 ジェフ・ホーン(Jeff Horn
次戦(2018-06-09):vs テレンス・クロフォード
IBO王者 空位スーパー・ライト級(~140ポンド)
WBC王者 ホセ・ラミレス(Jose Ramirez
WBAスーパー王者 空位
WBA王者 キリル・レリック(Kiryl Relikh

IBF王者 空位
WBO王者 空位
IBO王者 マホメド・ミモウン(Mohamed Mimoune

ライト級(~135ポンド)
WBC王者 マイキー・ガルシア(Mikey Garcia
WBAスーパー王者 空位
WBA王者 ワシル・ロマチェンコ(Vasyl Lomachenko

次戦(2018-08-25):対戦相手未定
IBF王者 ロバート・イースター・ジュニア(Robert Easter Jr.
WBO王者 レイムンド・ベルトラン(Ray Beltran

IBO王者 エマニュエル・タゴエ(Emmanuel Tagoe

スーパー・フェザー級(~130ポンド)
WBC王者 ミグエル・ベルチェルト(Miguel Berchelt
次戦(2018-06-23):対戦相手未定
WBAスーパー王者 ジャーボンティ・デービス(Gervonta Davis
WBA王者 アルベルト・マチャド(Alberto Machado

IBF王者 空位
WBO王者 ワシル・ロマチェンコ(Vasyl Lomachenko

次戦(2018-08-25):対戦相手未定
IBO王者 シャフカト・ラキモフ(Shavkat Rakhimov
次戦(2018-08-18):対戦相手未定
フェザー級(~126ポンド)
WBC王者 ゲイリー・ラッセル・ジュニア(Gary Russell Jr
次戦(2018-05-19):vs ジョセフ・ディアス
WBAスーパー王者 レオ・サンタ・クルス(Leo Santa Cruz
次戦(2018-06-09):vs アブネル・マレス
WBA王者 アブネル・マレス(Abner Mares
次戦(2018-06-09):vs レオ・サンタ・クルス
IBF王者 リー・セルビ―(Lee Selby
次戦(2018-05-19):vs ジョシュ・ワリントン
WBO王者 オスカー・バルデス(Oscar Valdez
IBO王者 空位
スーパー・バンタム級(~122ポンド)
WBC王者 レイ・バルガス(Rey Vargas
WBAスーパー王者 空位
WBA王者 ダニー・ローマン(Danny Roman

IBF王者 岩佐 亮佑(Ryosuke Iwasa

WBO王者 アイザック・ドグボエ(Isaac Dogboe

IBO王者 空位
バンタム級(~118ポンド)
WBC王者 空位WBAスーパー王者 ライアン・バーネット(Ryan Burnett

WBA王者 ジェイミー・マクドネル(Jamie McDonnell

次戦(2018-05-25):vs 井上 尚弥
IBF王者 エマニュエル・ロドリゲス(Manny Rodriguez
WBO王者 ゾラニ・テテ(Zolani Tete

IBO王者 マイケル・ダスマリナス(Michael Dasmarinas

次戦(2018-09-29):対戦相手未定
スーパー・フライ級(~115ポンド)
WBC王者 シーサケット・ソー・ルンヴィサイ(Srisaket Sor Rungvisai
WBAスーパー王者 空位
WBA王者 カリッド・ヤファイ(Kal Yafai

次戦(2018-05-26):vs デイビッド・カルモナ
IBF王者 ヘルウィン・アンカハス(Jerwin Ancajas
次戦(2018-05-26):vs ジョナス・スルタン
WBO王者 空位IBO王者 ギデオン・ブゼレジ(Gideon Buthelezi

フライ級(~112ポンド)
WBC王者 クリストファー・ロサレス(Cristofer Rosales
WBAスーパー王者 空位
WBA王者 アーテム・ダラキアン(Artem Dalakian

次戦(2018-06-17):vs シリチャイ・タイエン
IBF王者 空位WBO王者 木村 翔(Sho Kimura

IBO王者 空位
ライト・フライ級(~108ポンド)
WBC王者 寺地 拳四朗(Ken Shiro
次戦(2018-05-25):vs ガニガン・ロペス
WBAスーパー王者 田口 良一(Ryoichi Taguchi
次戦(2018-05-20):vs ヘッキー・ブドラー
WBA王者 カルロス・カニサレス(Carlos Canizales
次戦(2018-07-15):vs ビン・ルー
IBF王者 田口 良一(Ryoichi Taguchi
次戦(2018-05-20):vs ヘッキー・ブドラー
WBO王者 アンヘル・アコスタ(Angel Acosta
次戦(2018-06-16):vs カルロス・ビトラゴ
IBO王者 空位ミニマム級(~105ポンド)
WBC王者 ワンヒン・ミナヨーシン(Wanheng Menayothin
WBAスーパー王者 空位
WBA王者 ノックアウト・CP・フレッシュマート(Knockout CP Freshmart

IBF王者 京口 紘人(Hiroto Kyoguchi

次戦(2018-05-20):vs ヴィンス・パラス
WBO王者 山中 竜也(Ryuya Yamanaka
IBO王者 シンフィエ・フォンコ(Simphiwe Khonco

- ヘビー級(200ポンド超)
- クルーザー級(~200ポンド)
- ライト・ヘビー級(~175ポンド)
- スーパー・ミドル級(~168ポンド)
- ミドル級(~160ポンド)
- スーパー・ウェルター級(~154ポンド)
- ウェルター級(~147ポンド)
- スーパー・ライト級(~140ポンド)
- ライト級(~135ポンド)
- スーパー・フェザー級(~130ポンド)
- フェザー級(~126ポンド)
- スーパー・バンタム級(~122ポンド)
- バンタム級(~118ポンド)
- スーパー・フライ級(~115ポンド)
- フライ級(~112ポンド)
- ライト・フライ級(~108ポンド)
- ミニマム級(~105ポンド)
- 前回更新時(4月16日)からの変動
- スーパー・ライト級
前回更新時(4月16日)からの変動
スーパー・ウェルター級
WBOタイトル
ミゲール・コットに勝利し、初の世界タイトルを獲得したサダム・アリは、ランキング1位のリアム・スミスと対戦する予定だったが、スミスがアレルギー性皮膚炎で欠場となったために、急遽、メキシコの新鋭で28戦無敗のジャミー・ムンギアの挑戦を受けることとなった。
試合は開始早々、ムンギアの強烈な左フックをボディ、顔面と立て続けに受けアリがダウン。
さらに同じ1R中に2度目のダウンを奪われると、以降はダメージが抜けないまま2R終盤にも再度ダウンを奪われるなど一方的な展開となり、4Rにムンギアのジャブのような鋭い左ストレートを受けて4度目のダウンを奪われたところでレフェリーがストップ。
ジャミー・ムンギアのTKO勝利となった。ムンギアは若干21歳にして初の世界タイトルを獲得した。
アリにとっては実力を発揮することができないまま残念なタイトル陥落となった。
5月5日のGGGの対戦相手として、一時ムンギアの名前が上がっていたものの結局実現しませんでしたが、この試合を見てからは俄然楽しみになってきました。
スーパー・ライト級
IBFタイトル
マイキー・ガルシアが、IBFスーパー・ライト級王座を返上し現在空位となっている。
3月にセルゲイ・リピネッツに判定勝ちし、IBF世界スーパーライト級王座を獲得してフェザー級からの4階級制覇を達成したが、WBC世界ライト級王座も保持していたため、IBFスーパー・ライト級王座を返上することとなった。
ライト級
WBAタイトル
ライト級に階級を上げたワシル・ロマチェンコがホルヘ・リナレスの4度目の防衛戦に挑戦。
試合中盤までリナレスのパワーに押され6Rには初のダウンを奪われるなど苦戦はしたものの、徐々にロマチェンコがリナレスとの距離を詰めていくと10Rに顔面へ連打を集めてからの左のボディーフックでリナレスを沈め。TKOでワシル・ロマチェンコが勝利、WBAのライト級王座を獲得した。
これでロマチェンコは井岡選手を上回るプロ12戦目で3階級(フェザー、スーパー・フェザー、ライト)を制覇した。
ライト級初陣であり、身長・リーチではリナレスが上、パワー・スピードでもリナレスが上回っているとみられ、スタンスもファイター型のロマチェンコに対して距離をとってカウンターを狙えるボクサーパンチャー型であることから、今度ばかりはロマチェンコのKO負けもあるのではないかとも思われましたが、さすがロマチェンコですね。
リナレスも十分勝つチャンスがありました。残念…
スーパー・フェザー級
WBAスーパータイトル
昨年8月にIBFスーパー・フェザー級タイトル3度目の防衛戦で、体重超過で失格となり8か月ぶりの復帰となったジャーボンタ・デービスが、WBAのフェザー級を3度防衛し、スーパー・フェザー級に階級を上げたヘスス・ケジャルとWBAスーパーのスーパー・フェザー級タイトル決定戦を行い、3RTKOでジャーボンタ・デービスが危なげなく勝利し、チャンピオンに返り咲いた。
ジェスレル・コラレスを倒し、正規王者となったアルバート・マチャドへ挑戦するのではなく、スーパータイトル決定戦となったのはどういった計らいなんですかね。
デービスがロマチェンコ戦を狙っているなら、ライト級で試合を組んだだろうし。
IBFタイトル
昨年12月に、テビン・ファーマーとのIBF王座決定戦を制し、新チャンピオンとなったものの、試合後に試合前日のドーピングテストに陽性反応が出た尾川堅一選手は、長く裁定が下されないままとなっていたが、結局タイトルは剥奪され、半年間の出場停止の処分が決定した。
これにより、IBFのタイトルは空位となっている。
今後、テビンファーマーと三浦隆司選手とも対戦経験のあるビリー・ディブとで決定戦が進行中です。
しかし、尾川選手側の主張が全く聞き入れられなかったことや、全く関係ないカネロのドーピング違反の裁定が決まるまで棚に上げられてたことなど、色々納得いかないですね。
アメリカで日本人選手が活躍することの壁を感じました。
スーパー・バンタム級
WBOタイトル
暫定王者のガーナのアイザック・ドグボエが、ノニト・ドネアに完勝してタイトルを獲得したジェシー・マグダレノのWBOタイトルに挑戦。
マグダレノは1年ぶり手の怪我からの復帰戦だった。
試合はファイタータイプのドグボエが、1R早々マグダレノの連打でダウンを奪われながらも、それ以降、カウンター狙いのマグダレノに対し全く引かずに終始前に出続け、5Rには鋭い右のカウンターで逆にダウンを奪うと、11Rにも2度のダウンを奪いTKOで勝利した。
これにより、アイザック・ドグボエがWBOタイトルの正規王者となった。
バンタム級
IBFタイトル
ライアン・バーネットが返上し、空位となっていたIBFのタイトルの決定戦が、エマニュエル・ロドリゲスとポール・バトラーにより行われた。
エマニュエル・ロドリゲスは17戦無敗、ポール・バトラーは27戦1敗(1敗はテテにTKO負けしたもの)だった。
試合はバトラーの体重超過により、ロドリゲスが勝った場合にのみタイトルが変動するという取り決めで実施された。
パンチの回転の速さと正確性でバトラーを上回るエマニュエル・ロドリゲスは、1Rに2度のダウンを奪いながらも、バトラーの体力を感じてか、その後は試合終了まで慎重に戦い、3-0の判定勝利を収め初の世界タイトルを獲得した。
ロドリゲスは試合後テテやバーネットと共にWBSSへの参加を表明しています。
IBOタイトル
IBOタイトルの決定戦が、フィリピンのマイケル・ダスマリナス(Michael Dasmarinas)とフランスのカリム・ガーフィで行われ、マイケル・ダスマリナスが4RKOでガーフィを破り、新チャンピオンとなった。
国別タイトル獲得数
国名 | タイトル数 |
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![]() | 16 |
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![]() | 1 |
※出生地でカウントしています。
※統一王者は保持する全てのベルト数をカウントしています。
相変わらずアメリカが独走状態。
日本は今年になって、失格や世代交代により徐々にタイトルを失っています。
挽回を期待したいですね。
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