
モントリオール五輪金のハワード氏死去 59歳/BOX
1976年モントリオール五輪でボクシングのライト級金メダルに輝いたハワード・デービス氏(米国)が昨年12月30日にがんのためフロリダ州プランテーションの自宅で死去したと1日、AP通信が報じた。59歳だった。デービス氏の妻が明らかにした。
1976年モントリオール五輪でボクシングのライト級金メダルに輝いたハワード・デービス氏(米国)が昨年12月30日にがんのためフロリダ州プランテーションの自宅で死去したと1日、AP通信が報じた。59歳だった。デービス氏の妻が明らかにした。
米スポーツ専門局ESPN(電子版)は1日、昨年の年間最高試合に11月にラスベガスで世界ボクシング評議会(WBC)スーパーフェザー級王者の三浦隆司(帝拳)がフランシスコ・バルガス(メキシコ)にTKO負けした一戦を選んだ。
世界ボクシング協会(WBA)フライ級チャンピオンの井岡一翔(井岡)が11回TKO勝ちで2度目の防衛を果たした試合から一夜明けた1日、大阪市内の所属ジムで記者会見し「言っていたとおりKOで決着つけられて良かった。自信を持って、強くなっていけると確信できる試合だった」と充実の表情で話した。
世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級チャンピオンの田中恒成(畑中)はKO勝ちで初防衛に成功した試合から一夜明けた1日、名古屋市内で記者会見し「すっきりした気持ちではないけど、勝ててほっとしている」と振り返った。
年の瀬の会場に衝撃が走った。まるで凶器のような内山の左ボディーフックが、フローレスの脇腹を襲う。強烈な一撃で挑戦者はキャンバスに崩れ落ちると、微動だにしなかった。
大苦戦も、逆転で王座を守った。6回、田中は低くガードを固める挑戦者を右アッパーで起こし、強烈な左ボディーをぶち込んだ。KO勝ち。ただ初防衛にも、リング上で深々と頭を下げた。
2015年のスポーツ界の締めくくりを飾るにふさわしい完勝に大阪がわいた。井岡がリベンジを狙うレベコを圧倒。11回、左ボディー2発から右ボディーでとどめを刺し、TKO勝利だ。
WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦(31日、大田区総合体育館)そのときはあっけなく訪れた。10回のゴングが鳴っても、デラローサはコーナーから立ち上がらない。田口の連打が挑戦者の左目にダメージを与えていた。相手が負傷を理由に、試合をやめ、9回終了TKO。2度目の防衛に成功した。
高山の顔面が血で赤く染まった。9回終了で試合が止められ、1-2の負傷判定負け。大みそかに王者陥落という悪夢が待っていた。
WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦(31日、大田区総合体育館)Sフェザー級スーパー王者の内山高志(36)=ワタナベ=が同級6位オリバー・フローレス(24)=ニカラグア=に3回TKO勝ち。日本歴代単独2位(1位は具志堅用高の13度)の11度目の防衛に成功した。スタンドで観戦した内山の母・百代さん(64)は、「ホッとしている」と笑顔。日本歴代単独2位の11度目の防衛に成功した息子に、「こんなに長くやるとは思わなかった」と目を細めた。16年は長年の念願だった海外進出の期待がかかる。「本人も希望している。もし試合をやるならいきたい」と実現を祈っていた。
連続防衛記録をまた1つ伸ばした内山は、間違いなく王道を歩んでいる。3回、右ボディーアッパーをヒットし、サウスポーの相手が苦しんで前屈みになった瞬間、左サイドにステップを踏み込んで左ボディーフック。これがフィニッシュ・ブローになった。
ボクシングの世界主要4団体で6階級制覇のマニー・パッキャオ(フィリピン)が2016年4月9日、世界ボクシング機構(WBO)ウエルター級王者ティモシー・ブラッドリー(米国)と闘うと30日、米スポーツ専門局ESPNが報じた。3度目の対戦で通算1勝1敗。
WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦(31日、大田区総合体育館)フローレスは見せ場なく完敗を喫した。「内山選手は偉大なチャンピオンだ。パンチがとてもきれいでクリーンだった」と強打に脱帽した。
WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦(31日、エディオンアリーナ大阪)王者の井岡一翔(26)=井岡=が、同級2位のファンカルロス・レベコ(32)=アルゼンチン=に11回TKO勝ちし、2度目の防衛に成功した。
IBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦(31日エディオンアリーナ大阪)負傷判定でベルトを奪取したアルグメドは、リング上で両手の人さし指を突き上げ、喜びを爆発させた。「高山はビッグなチャンピオン。大きな挑戦だった。調整と体づくりが功を奏した」と胸を張った。
世界ボクシング協会(WBA)ダブル世界戦各12回戦は31日、東京・大田区総合体育館で行われ、スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志(ワタナベ)が同級6位の挑戦者オリバー・フローレス(ニカラグア)に3回1分47秒でTKO勝ちし、日本歴代単独2位の11度目の防衛に成功した。歴代1位は具志堅用高の13度。内山は3回に左ボディーでダウンさせて勝負を決めた。
ボクシングのダブル世界戦各12回戦は31日、大阪市のエディオンアリーナ大阪で行われ、国際ボクシング連盟(IBF)ミニマム級王者の高山勝成(仲里)が同級8位のホセ・アルグメド(メキシコ)に9回終了1-2の負傷判定で敗れ、3度目の防衛に失敗した。
世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級タイトルマッチ12回戦は31日、愛知県体育館で行われ、チャンピオンの田中恒成(畑中)が挑戦者で同級4位のビック・サルダール(フィリピン)に6回2分15秒でKO勝ちし、初防衛に成功した。
ボクシングの世界主要4団体で6階級制覇のマニー・パッキャオ(フィリピン)が来年4月9日、世界ボクシング機構(WBO)ウエルター級王者ティモシー・ブラッドリー(米国)と闘うと30日、米スポーツ専門局ESPNが報じた。3度目の対戦で通算1勝1敗。
怒号が飛び交い、会場が騒然となった。使用するグローブをめぐってレベコ陣営から“物言い”がつき、井岡の父・一法会長とおじの弘樹氏が説得に追われる。会見が30分以上も中断。井岡の初防衛戦は“前哨戦”から大荒れとなった。