田中選手は、5回にダウンを奪われるなど劣勢の展開でしたが、6回に強烈な左ボディーブローを打ち込み、見事逆転KO勝利を収めました。
前回のプロ5戦目での世界王座獲得に続き、6戦目での初防衛も国内最速記録となりました。
WBO世界ミニマム級タイトルマッチ (愛知県体育館)試合結果
○田中恒成(畑中ジム) 6回KO ビック・サルダール(フィリピン)●
以下は選手のコメントです。
田中恒成選手のコメント
「正直、完全に負けていましたし、『結果オーライ』ということで許してください。アホみたいな試合をしてしまった」(SANSPO)
「2016年はこの舞台で、2階級制覇を誓います!」(SANSPO)
「すっきりした気持ちではないけど、勝ててほっとしている。ラウンドをすべて取られていたので勝った気がしない」(SANSPO)
「逆転という形にはなってしまいましたが、おじいちゃんにKOをささげることができて良かった」(スポニチ)
ビック・サルダール選手のコメント
「自信がつく試合になった。ただ(最後の)一発で変わってしまった。ものすごかった。最高のパンチだった。いい経験ができた」(SANSPO)
「立ち上がろうとしたが、呼吸ができなかった。凄くいいパンチだった」(スポニチ)
「動きながら手数も出せた。試合は勝っていた。もう一回やったら勝てる。あの一発で…」(スポニチ)
田中亮明氏(田中選手の兄、アマチュアでリオデジャネイロ五輪出場を目指す)のコメント
「負けに近い状況から逆転できる精神力、勝負強さがあった。あれはなかなかできない」(ニッカンスポーツ)
この試合正直言ってノーマークでした。TV放送もされてたいたのですが見逃してしまい、後からネットでチェックしましたが、まさに一発逆転の試合でしたね。リアルタイムで見たかったです。