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【2019-6-15】マイリス・ブリーディス vs クシシュトフ・グウォヴァツキ WBC・WBO世界クルーザー級統一戦 詳報【WBSSクルーザー級トーナメント準決勝】

更新日:

2019年6月15日(土)、WBC・WBO世界クルーザー級タイトルマッチ

マイリス・ブリーディスLatviaラトビア) vs クシシュトフ・グウォヴァツキPolandポーランド)の試合が行われます。

会場はラトビアの首都リガのアリーナ・リガ

この試合の配信予定はありません。

試合の見どころ

世界中のボクシングファン注目のイベント、WBSS=ワールドボクシング・スーパーシリーズ
そのセカンドシーズンのクルーザー級トーナメント準決勝の2試合が6月15日、ラトビアのリガ(バルト海東岸にあるバルト三国の一国。ロシア人富裕層の保養地として人気だそう)で行われます。

その準決勝で最も熱い視線が注がれているのが、地元リガ出身のマイリス・ブリーディス(第1シード)対、ポーランドのクシシュトフ・グウォヴァツキの一戦です。
近年、特に重量級で世界トップクラスの選手を数多く輩出している東欧の選手同士の一戦となりました。

そして、WBCダイヤモンド王者のブリーディスとWBA暫定王者のグウォヴァツキが対決するこの試合には、元クルーザー級統一王者のオレクサンドル・ウシクがヘビー級に階級を上げた事により空位となったWBCとWBAのベルトがかけられており、勝てば一気に2団体統一王者となる試合でもあります。

マイリス・ブリーディスは元WBC世界クルーザー級チャンピオンで、ラトビア人初のプロボクシングの世界王者です。
オーソドックススタイルで身長186cm、リーチは190cm。
戦績は25戦24勝(18KO)1敗。
元キックボクサーという経歴の持ち主でもあります。

1回戦では、アルメニアのノエル・ミカエリアンと対戦。
若干ラフながら勢いのあるミカエリアンに対し、ブリーディスはジャブを打ち込んではクリンチを繰り返す非常にディフェンシブな戦い方を見せました。
ブリーディスにとって見せ場の少ない試合で、ようやく調子の乗ってきた終盤まで連打もほぼ見られませんでした。

判定では思いのほか差が付きましたが、クリーンヒットをもらう数もブリーディスの方が多く、負けてもおかしくない内容での辛勝でした。

一方のクシシュトフ・グウォヴァツキは元WBO世界クルーザー級のチャンピオン。
サウスポースタイルで身長183㎝、リーチ191㎝。
通算成績は32戦31勝(19KO)1敗。体格、戦績ともブリーディスと互角です。

攻撃面では、体重を乗せて思い切りよく打ち込む左ストレートが破壊力抜群です。
ここ数戦をみると、左のオーバーハンドに続けて、右・左と強打を続けてさらに相手を追い込む迫力のある攻撃に磨きがかかっています。

ラフなオーバーハンド以外にも、ボディーフックも強烈で的中率も高く、当たれば試合はグウォヴァツキのぺースになります。
スーパーライト級トーナメントの決勝に進出したレジス・プログレイスによく似たスタイルですね。

ブリーディス、グウォヴァツキともに1敗はWBSS 1stシーズンのトーナメント覇者ウシクとの試合でした。

いずれも判定負けですが、判定のポイント差はともかく、試合内容では一発のあるグウォヴァツキの方がウシクを追い込んでいたように見えました。
グウォヴァツキはウシクの多彩な攻撃にもうまく対処し、ディフェンス力も証明しました。

かたやブリーディスは手数を多く出して接近戦に持ち込もうとしましたが、ガードの甘さを突かれ被弾が多く、ウシクの完勝といえる内容でした。

それを考えると、グウォヴァツキの(KO)勝利が予想されますが、ブリーディスも会場が地元だけに最高の準備をしてくるでしょう。

ヨーロッパで特に人気のクルーザー級トーナメントの決勝に進むのは果たしてどちらでしょうか!?


両選手プロフィール

マイリス・ブリーディス
マイリス・ブリーディス
  • 名前:Mairis Briedis
  • 出身地:Latviaラトビア
  • 年齢:34歳
  • プロデビュー:2009年10月11日
  • 身長:186cm
  • リーチ:190cm
  • 戦績:26戦、25勝(18KO)1敗(0KO)
  • KO率:69%
  • スタンス:オーソドックス
クシシュトフ・グウォヴァツキ
クシシュトフ・グウォヴァツキ
  • 名前:Krzysztof Glowacki
  • 出身地:Polandポーランド
  • 年齢:32歳
  • ニックネーム:グロウカ(Glowka)
  • プロデビュー:2008年10月3日
  • 身長:183cm
  • リーチ:191cm
  • 戦績:32戦、31勝(19KO)1敗(0KO)
  • KO率:59%
  • スタンス:サウスポー

グウォヴァツキのこれまでのキャリアのハイライトは、なんといっても2015年8月にクルーザー級史上最多となる14度目の防衛を狙う当時のWBO王者マルコ・フックに挑んだ初の世界戦でしょう。

キャリア初のダウンを奪われKO負けか、と思われたところから驚異の粘りを発揮し、11ラウンドには王者フックを失神させてマットに沈め、大番狂わせの勝利でフックの連続防衛を阻止するとともに、初の世界王座獲得に成功しました。

(※画像はBoxRecから引用)



マイリス・ブリーディス選手の過去試合動画

[2018年11月10日] 直近の試合動画(WBSS 2ndシリーズ 1回戦/WBCダイヤモンド クルーザー級タイトルマッチ) vs ノエル・ミカエリアン・ゲボル戦

勢いのあるミカエリアンに押され、終盤まで本調子を発揮できなかった。

[2018年1月27日] WBSS 1stシリーズ 2回戦(WBC・WBO世界クルーザー級タイトルマッチ) vs オレクサンドル・ウシク戦

ウシクにガードの隙を突かれ、被弾が多かった。

[2017年4月1日] WBC世界クルーザー級王座決定戦 vs マルコ・フック戦

クシシュトフ・グウォヴァツキ選手の過去試合動画

[2018年11月10日] 直近の試合動画(WBSS 2ndシリーズ 1回戦/WBO世界クルーザー級暫定王座決定戦) vs マキシム・ウラソフ戦

[2016年9月17日] WBO世界クルーザー級タイトルマッチ vs オレクサンドル・ウシク戦

ウシクの多彩な攻撃にうまく対応した。

[2015年8月14日] WBO世界クルーザー級タイトルマッチ vs マルコ・フック戦

大番狂わせの逆転KOで初の世界タイトル戴冠を成し遂げた。

ブリーディスvsグウォヴァツキ

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