海外YoutuberのRRT BOXING with Mr.A氏が、10月21日(日※日本時間)に行われるIBF世界バンタム級タイトルマッチでWBSSバンタム級トーナメント1回戦、
エマニュエル・ロドリゲスvsジェイソン・モロニーの試合予想動画をアップロードしていたので、内容をかいつまんで紹介します。
こちらが本編の動画です ↓ ↓ ↓
【WBSSシーズンⅡ】バンタム級のトーナメント日程表&詳報【トーナメント優勝者は井上尚弥!】
WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)シーズンⅡのバンタム級のトーナメント表です。 試合日程や、試合会場、勝敗結果などの詳細情報を随時更新していきます。
RRT BOXING with Mr.A氏のエマニュエル・ロドリゲスvsジェイソン・モロニー戦予想
よっしゃ!ボクシングトークを始めよう。
BGMは「バック・ドア・マン」だ。今回はIBFバンタム級チャンピオンのエマニュエル・ロドリゲスの防衛戦について。
ロドリゲスのニックネームは"スナイパー"か。
確か、ホセ・ペドラザもスナイパーだったな。
スナイパーはあちこちにいる。それじゃ、予想分析を始めよう。
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二人のプロフィールを比較「いいマッチアップだ」
この試合はWBSSⅡ(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ・シーズンⅡ)バンタム級トーナメントの準々決勝の試合でもある。
二人のプロフィールを見るかぎり、いい試合になりそうだ。ジェイソン・モロニー(27歳) 17戦17勝(14KO)0(KO率82%) 79ラウンド
エマニュエル・ロドリゲス(26歳) 18戦18勝(12KO)0敗(KO率67%) 89ラウンドスピードではロドリゲスが上回るだろう。
パワーはモロニーの方がありそうだ。二人ともオーソドックスだな。
数字だけ見ればほぼ並んでいる。拮抗したマッチアップになりそうだ。ロドリゲスはパワーでは劣るだろうか?KO率が67%だからな。
しかしロドリゲスは10ラウンド多く経験がある。少ないラウンド数しか戦っていないにも関わらずKO率が高いということは、モロニーの相手が弱かっただけと思うかもしれないが、例え相手が弱かったとしてもノックアウトで勝つのは難しい。
正しい場所にパンチを打ち込まなければならないからな。例えば、その辺の公園でバスケットボールをやっている若者に殴りかかってみたとしてもノックアウトするのは難しいだろう。
まして、相手が訓練を積んだボクサーならなおさらだ。ジェイソン・モロニーと双子の弟アンドリュー・モロニーの比較
ジェイソンの双子の弟のアンドリューの試合も見たが、二人はとてもよく似た戦い方をする。
そして、同じような欠点を持つ。二人のうちどちらが優れているかと問われたら、アンドリューだろう。
アンドリューの方がよりパンチが鋭く、正確性もある。同じような欠点とは、彼らはフェイントをあまり使わない。
それにパンチを打つときに頭の位置が体と真っすぐのラインに残っている。
サイドに動くこともなく、頭の位置が高いままだ。だから、対戦相手は(モロニーの)パンチをスリップして、頭めがけてカウンターパンチを打つことができる。
二人ともいいコンビネーションを持っているが、彼らがコンビネーションを打つときは、いつも頭の位置が高いままだ。
これは二人に共通する弱点だ。特にモロニーにその傾向がある。さらにジェイソンはパンチの正確性でも若干アンドリューに劣っている。
またボディーショットを打つときに身体が開き気味だ。顎ががら空きになっている。ロドリゲスは"スナイパー"
ロドリゲスはアウトサイドから狙撃手のように正確なパンチを打つ。
冷静でとても忍耐強く、十分にチャンスを待って決定的な「左」を放つ。右利きのロドリゲスは強力な右ストレートも持っているが、注目は多彩な左だ。
左ジャブを連打し、さらに左のフック&アッパーカット、そしてまた左ジャブを打つ。
フェイントをうまく使いながら。フェイントはモロニーとの試合では重要な要素になるはずだ。
フェイントと左フックで自分の距離を保ちながらロドリゲスは試合をコントロールするだろう。モロニーはあまりフェイントを使わない。
それにコンビネーションを仕掛るときもモロニーは頭を高くしたままだ。
そこにロドリゲスの左フックが当たるだろう。
どうしたらモロニーがロドリゲスに試合に勝てる?
モロニーが勝つとしたら、リスクを冒して乱打戦に持ち込んだときだ。
アウトサイドで戦うなら、試合はロドリゲスが支配する。ロドリゲスはとても忍耐強く、冷静なスナイパーだ。
左ジャブで視界を塞ぎ、左フックやアッパーカットで注意をそらし、右ストレートで仕留める。だからロドリゲスはジャブが打ちやすい遠い距離を保とうとする。
接近戦は好まない。
つまり、モロニーはミドルレンジよりも近い距離で戦わなければならない。モロニーのパンチは少しワイドだが、ボディーを打ち続けることだ。
モロニーはいいコンビネーションを持っているが、インサイドで戦わなければならない。
スピードでかき回し、ロドリゲスの冷静さを奪ってミスを誘い、クリーンショットでポイントを稼ぐ。
うまくいけばノックダウンを奪えるかもしれない。ボディーを痛めつけて疲れさせ、ミスを誘う。
それがモロニーが勝つ方法だと思う。それにモロニーはもっとフェイントを使う必要がある。
フェイントがなければロドリゲスはタイミングを合わせやすい。
冷静沈着なスナイパーの格好のターゲットになってしまうだろう。しかし、これまでの試合を見た限り、モロニーはフェイントがうまくなかった。
頭の動き(ヘッドムーブメント)も期待できない。結論&試合予想
4ラウンドあたりにロドリゲスが楽にモロニーを仕留めると思う。
これがRRT BOXING with Mr.Aの試合予想だ。
ロドリゲスがモロニーを圧倒し、IBFバンタム級タイトルを守るだろう。
終りに
戦績は拮抗しているものの、"スナイパー"エマニュエル・ロドリゲスが大差をつけて勝利するというMr.A氏の予想でした。
オッズでもロドリゲスが優位ですがどうなるでしょうか?
RRT BOXING with Mr.A氏のチャンネルは、日本人選手を含め、軽量級の試合もマメにチェックしており、内容も的確で面白いのでおすすめです。
海外Youtuberは反応が無いと飽きてすぐにやめてしまいがちなので、この予想分析が面白いと思ったらMr.A氏のチャンネルに登録してみてください。
また機会があればRRT BOXING with Mr.A氏の分析動画を紹介したいと思います。