
コット、ギールにTKO勝ちで防衛/BOX
世界ボクシング評議会(WBC)ミドル級タイトルマッチは6日、ニューヨークで行われ、チャンピオンのミゲル・コット(プエルトリコ)がダニエル・ギール(オーストラリア)に4回TKO勝ちで防衛した。戦績は40勝4敗(33KO)となった。
世界ボクシング評議会(WBC)ミドル級タイトルマッチは6日、ニューヨークで行われ、チャンピオンのミゲル・コット(プエルトリコ)がダニエル・ギール(オーストラリア)に4回TKO勝ちで防衛した。戦績は40勝4敗(33KO)となった。
プロボクシング元世界3階級王者の亀田興毅(28)=亀田=が6日、東京都内で取材に応じ、WBA世界Sフライ級王者の河野公平(34)=ワタナベ=とのタイトルマッチの延期を了承する意向を示した。
国際ボクシング連盟(IBF)バンタム級暫定王座決定戦(13日・英国)で初の世界戦に臨む同級3位の岩佐亮佑(セレス)が6日、羽田空港から出発した。同級4位のリー・ハスキンスの地元ブリストルで行われる一戦へ「敵地で判定勝ちするのは大変だけど、倒せばいい」と強気にKO宣言した。
来るなら来い。やってやる!! 王者・井岡が、気合をみなぎらせた。
元東洋太平洋、日本ミドル級王者のカシアス内藤の長男で日本Sフェザー級王者の内藤律樹(23)=E&Jカシアス=が、元東洋太平洋、日本ライト級王者の荒川仁人(33)=ワタナベ=とノンタイトル10回戦で激突する。米国で世界挑戦の経験があるベテランを倒して、世界へのステップにする。
ボクシングの協栄ジムは4日、高野人母美(27)が6月10日に東洋太平洋Sバンタム級王座決定戦で同級2位のノーンブア・ルークプライアリー(24)=タイ=と対戦すると発表した。会場は東京・後楽園ホール。2階級上げて王座に初挑戦する高野は公開練習にTシャツ姿で登場。「試合に集中したい」と、前日計量では恒例のコスプレパフォーマンスを封印するつもりだ。
プロボクシングのWBA世界Sフライ級王者の河野公平(34)と同級2位の亀田興毅(28)のタイトル戦が9月以降に延期されることになった。河野が所属するワタナベジムが4日、明らかにした。7月下旬の米国開催が計画されていたが、河野が1日の練習で負傷。「肋骨骨折で1カ月の安静が必要」と診断された。
世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級王者の河野公平がスパーリングで肋骨を痛めて1カ月の安静加療が必要と診断されたため、夏に米国開催で大筋合意していた同級2位の亀田興毅とのタイトルマッチは9月すぎとなる見込みと4日、所属のワタナベジムが発表した。
ボクシングの協栄ジムは4日、モデルボクサーで東洋太平洋Sバンタム級1位の高野人母美(27)が、今月10日に東京・後楽園ホールで、東洋太平洋同級王座決定戦に出場することを発表した。相手は同級2位のノーンプア・ルークブライアリー(24)=タイ=。
プロボクシングのWBA世界Sフライ級王者・河野公平(34)が肋骨(ろっこつ)を負傷していたことが3日、分かった。所属ジムの渡辺均会長(65)が明らかにしたもの。同会長によると、河野は1日のスパーリング中にパートナーのパンチを脇腹に受け、病院での検査の結果「1カ月の安静を要する」などと診断されたという。
プロボクシングのWBA世界Sフェザー級スーパー王者・内山高志(35)=ワタナベ=が3日、東京・品川区役所を訪問し、浜野健区長に10度目の防衛成功を報告した。5月26日に左肘の遊離軟骨除去手術を受けた内山は今月末からジムワークを再開する。
夏に米国で開催することで大筋合意している世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級王者の河野公平(ワタナベ)と同級2位の亀田興毅のタイトルマッチが秋にずれ込む可能性が高いことが3日、関係者の話で分かった。7月中の実施を目指していたが、河野が肋骨を痛めたため。
プロボクシングの東洋太平洋Sバンタム級王者・和気慎吾(古口)が2日、IBF世界同級挑戦者決定戦(10日、後楽園ホール)に向けた練習を公開。古口会長を相手に12ラウンドのミット打ちで、キレのある左ストレートなどを披露した。同級3位のマイク・タワチャイ(タイ)に勝てば同級王者カール・フランプトン(英国)への挑戦権が得られる27歳は、「自分は世界戦のチャンスを2度もつぶしている。今回は自分でチャンスを作ることができる。世界戦のつもりで戦う」と意気込んだ。 (板橋区)
5月に米ネバダ州ラスベガスで行われた世界ボクシング機構(WBO)ライト級王座決定戦で、粟生隆寛(帝拳)を2回TKOで退けたレイムンド・ベルトラン(メキシコ)が、試合後の尿検査で筋肉増強剤のスタノゾロールに陽性反応を示したと米スポーツ専門局ESPN(電子版)が1日、試合を管轄したネバダ州コミッションの話として伝えた。試合は無効となる見通しだという。
父と同じ階級で上がるリングを見据え、静かに闘志を燃やした。寿以輝はデビュー戦に続く2戦連続KOを宣言した。
プロボクシングのWBA世界Lフライ級王者・田口良一(ワタナベ)が1日、地元の東京・大田区役所を表敬訪問し、松原忠義区長に初防衛を報告した。ボクシングを始めるきっかけとなった大田区総合体育館で5月6日に勝利。昨年の大みそかの王座奪取から2連勝とゲンのいい会場に愛着がある28歳は「ラスベガスは今は考えられない。マカオもいいけど、また大田区でやりたい」と地元密着を強調し、関係者を喜ばせた。
プロボクシングの元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(45)の次男・寿以輝(18、じゅいき)=大阪帝拳=の次戦が7月20日(大阪なみはやドーム)の興業内に行われることが1日、所属ジムから発表された。対戦相手はプロ戦績1勝3敗の岡村直樹(25)=エディタウンゼント=。
日本選手最速のプロ5戦目で世界王座についたボクシングWBO世界ミニマム級王者の田中恒成(畑中)が激闘から一夜明けた31日、会見。「生涯ミニマム級というのはないと思う」と、成長に合わせて階級を上げる考えを示した。今後は2団体王座統一戦の可能性もある19歳は、今月中旬に中京大へ復学予定。“時の人”には合コンの誘いもありそうで、「そういう機会があってもいいかな」と笑った。 (愛知・春日井市)
ボクシングの世界戦が30日、ロンドンで行われ、世界ボクシング評議会(WBC)ライト級王者のホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)はケビン・ミッチェル(英国)に10回TKO勝ちして初防衛に成功した。
世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級王座決定戦から一夜明けた31日、日本選手最速のプロ5戦目で新王者となった田中恒成(畑中)が愛知県春日井市内で記者会見し「まだ実感はない。たぶんこのままな気がする」と心境を語った。
19歳の現役大学生が日本選手最速で世界の頂点に立った。大きな重圧をはねのけ、3-0の判定勝利。田中恒成が、世界にその名を刻んだ。
予想したKO勝利は逃したが、田中は好機をものにした。序盤はジャブからスピードのあるワン・ツーで試合を完全に支配した。3、4回には右ストレートでイエドラスをぐらつかせた。あそこで一気に攻め立てれば、KOできたが、強引に攻めなかった。プレッシャーもあったのだろう。悔やまれる展開だった。
プロボクシング・WBO世界ミニマム級王座決定戦(30日、愛知・小牧市スポーツ公園総合体育館、観衆=4500)プロ5戦目で同級2位の田中恒成(こうせい、19)=畑中=が、同級1位のフリアン・イエドラス(27)=メキシコ=に3-0の判定勝ち。日本選手最速の世界王座奪取を果たした。会場を訪れたIBF同級王者の高山勝成(32)=仲里=は、自身が3月に返上したベルトを手にした田中に対し、2団体統一戦の実現へ前向きな姿勢を見せた。
世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級タイトルマッチは29日、米ニューヨークで行われ、ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)がブライアン・バスケス(コスタリカ)に3-0の判定で勝って新王者となった。
WBO世界ミニマム級王座決定戦(30日、小牧市スポーツ公園総合体育館)海外での世界王座最速奪取は、3戦目が2例ある。1975年にWBCスーパーライト級王者になったセンサク・ムアンスリン(タイ)と、昨年6月にWBOフェザー級王者になったワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)だ。
WBO世界ミニマム級王座決定戦(30日、小牧市スポーツ公園総合体育館)トレーナーを務める田中の父斉さんは、セコンドとして大きな声を出し続けた。親子で偉業を成し遂げ「みんなで一緒に闘って、こうしてプレゼントをもらえた」と白い歯を見せた。
恩師と共に夢をかなえた。30日に愛知県小牧市スポーツ公園総合体育館で行われた、世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級世界王座決定戦12回戦で日本選手最速のプロ5戦目で世界王者となった田中恒成選手(19)=畑中=は岐阜・中京高時代に指導を受けた、石原英康氏(39)が現役生活最後に履いたリングシューズで運命の決戦に臨んだ。