
【矢尾板貞雄】漫然と打っている左ジャブに課題
初防衛戦の時に比べ、田口はスタンスを10センチ以上も広げてきた。ラフなファイターの挑戦を受けるので、これまで以上に力強いパンチを打ち込もうという狙いがあるようだ。その効果がスパーリングで表れていた。右ストレートから左フック、アッパーへのコンビネーションは力強さを増した。
初防衛戦の時に比べ、田口はスタンスを10センチ以上も広げてきた。ラフなファイターの挑戦を受けるので、これまで以上に力強いパンチを打ち込もうという狙いがあるようだ。その効果がスパーリングで表れていた。右ストレートから左フック、アッパーへのコンビネーションは力強さを増した。
1年間で最も功績のあったボクシングのトレーナーに贈られる「エディ・タウンゼント賞」を、世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級王者の河野公平(ワタナベ)を指導する高橋智明トレーナーが受賞することが22日、決まった。
世界ボクシング協会ライトフライ級タイトルマッチ(31日、大田区総合体育館)で同級7位のルイス・デラローサ(コロンビア)の挑戦を受ける29歳の王者、田口良一(ワタナベ)が22日、東京都内で練習を公開し「盛り上がる試合が自分の信条。打ち合いに持っていって倒したい」と2度目の防衛へ意気込んだ。
日本ボクシングコミッション(JBC)は22日、東京都内で理事会を開き、年齢制限の37歳に達しても日本ランキング入りしている選手に対してはプロライセンスを例外的に再交付することを決めた。制限が近づいている日本ランカーが多い現状を考慮しての「経過処置」という。これまで37歳以上での再交付は世界、東洋太平洋、日本のチャンピオン経験者などに限られていた。
米スポーツ専門誌スポーツイラストレーテッド(電子版)は21日、ボクシングのことしの年間最高試合に、世界ボクシング評議会(WBC)スーパーフェザー級タイトルマッチ(11月・米ラスベガス)で王者の三浦隆司(帝拳)がフランシスコ・バルガス(メキシコ)にTKO負けした一戦を選んだと発表した。
プロボクシングのWBA世界Sフェザー級スーパー王者の内山高志(36)=ワタナベ=の来年の海外進出が濃厚になった。所属ジムの渡辺均会長(65)が21日、明らかにした。
内山のスパーリングを見て身震いがした。長い間、ボクシングを見てきた中で初めての感覚だった。これまでの内山にない超攻撃的なスタイルを見せたからだ。
大みそかの世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級タイトルマッチ(大田区総合体育館)で日本歴代単独2位の11度目の防衛を目指すスーパー王者の36歳、内山高志(ワタナベ)が21日、東京都内で練習を公開し「圧勝して、見た人がいい年を越せるなと思える試合にしたい」と抱負を語った。
プロボクシングの元世界王者、辰吉丈一郎(45)の次男、寿以輝(19)=大阪帝拳=が19日、エディオンアリーナ大阪第2競技場でプロ3戦(契約ウエート、54・4キロ)のノンタイトル4回戦に臨み、3-0で判定勝ちした。
国際ボクシング連盟(IBF)ライトフライ級タイトルマッチ(29日・東京有明コロシアム)で王者のハビエル・メンドサ(メキシコ)に挑む32歳の八重樫東(大橋)が19日、横浜市内で練習を公開した。「しっかり準備はできている。年を重ねた分だけ積み重ねたものがある。経験が生きればいい」と昨年末に失敗した3階級制覇へ静かに意気込んだ。
世界ボクシング評議会(WBC)女子ミニフライ級チャンピオンの黒木優子(YuKO)が3度目の防衛戦(20日・福岡市九電記念体育館)を翌日に控えた19日、福岡市内で調印式と前日計量に臨み「勝つことが目的。全力で勝ちにいきたい」と意気込んだ。
プロボクシング元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎の次男・寿以輝(じゅいき、19)=大阪帝拳=が大阪市内で19日のプロ3戦目(54・4キロ契約4回戦)に向けた前日計量に臨み、リミットを400グラム下回る54・0キロで一発クリアした。
世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級王者の木村悠(帝拳)に千葉市市民栄誉賞を贈ると18日、同市が発表した。千葉・習志野高OBの木村は商社勤務と競技を両立し、世界初挑戦だった11月の王者ペドロ・ゲバラ(メキシコ)戦で王座奪取に成功した。
プロボクシング(16日、島津アリーナ京都)WBO世界バンタム級指名挑戦者決定戦12回戦が行われ、同級1位の大森将平(22)=ウォズ=は同級2位のマーロン・タパレス(23)=フィリピン=に2回1分35秒でTKO負けした。大森はプロ16戦目で初の黒星を喫し、WBO王者への挑戦権獲得に失敗した。
世界ボクシング機構(WBO)バンタム級指名挑戦者決定戦12回戦が16日、島津アリーナ京都で行われ、同級1位の大森将平(ウォズ)は同級2位のマーロン・タパレス(フィリピン)に2回TKO負けした。22歳の大森はプロ16戦目で初の黒星を喫し、WBO王者への挑戦権獲得に失敗した。
世界ボクシング機構(WBO)バンタム級指名挑戦者決定戦12回戦が16日、島津アリーナ京都で行われる。同級1位の大森将平(ウォズ)と同級2位のマーロン・タパレス(フィリピン)が闘い、勝者がWBO王者への挑戦権を得る。