
アリ氏追悼式、10万人の市民が沿道で最後の別れ
ボクシング元世界ヘビー級チャンピオンで3日に死去したムハマド・アリ氏の追悼式が10日午後(日本時間11日未明)、出身地の米南部ケンタッキー州ルイビルで営まれた。各地から約1万5000人が参列し、リングの外でも人種差別や病と闘い続けた「英雄」との別れを惜しんだ。
ボクシング元世界ヘビー級チャンピオンで3日に死去したムハマド・アリ氏の追悼式が10日午後(日本時間11日未明)、出身地の米南部ケンタッキー州ルイビルで営まれた。各地から約1万5000人が参列し、リングの外でも人種差別や病と闘い続けた「英雄」との別れを惜しんだ。
【ルイビル(米ケンタッキー州)9日(日本時間10日)】3日に74歳で死去したボクシング元世界ヘビー級チャンピオン、ムハマド・アリ氏のイスラム教にのっとった葬儀が、当地で営まれ、イスラム教徒ら数千人が参列した。
3日に74歳で死去したボクシング元世界ヘビー級チャンピオン、ムハマド・アリ氏のイスラム教にのっとった葬儀が9日、出身地の米南部ケンタッキー州ルイビルで営まれた。参列したイスラム教徒ら数千人は、黒人差別撤廃の公民権運動の象徴で、米国で最も有名なイスラム教徒の一人であるアリ氏がリング外でも残した功績をたたえた。
ダイヤモンドグローブ(9日、後楽園ホール)日本バンタム級王者の益田健太郎(33)=新日本木村=が、同級1位の川口裕(29)=グリーンツダ=に2-1で判定勝ち。今年3月に王座を奪回し、2度目となった初防衛戦を制した。
プロボクシングのWBAが世界Lフライ級王者の田口良一(29)=ワタナベ=と同級1位の宮崎亮(27)=井岡=に対戦指令を出したことを受け、田口陣営の渡辺均会長(66)は9日、「ほぼ合意している」と話した。実現すれば、同門のWBA世界Sフライ級王者、河野公平(35)とのダブル世界戦を8月下旬に行うことが有力。
3日に74歳で死去したボクシングの元世界ヘビー級チャンピオン、ムハマド・アリ氏のイスラム教にのっとった葬儀が9日、出身地の米南部ケンタッキー州ルイビルで営まれた。自身を「グレーテスト(最も偉大)」と称するなど強烈な個性で知られ、黒人差別撤廃の公民権運動の象徴だった同氏は、米国で最も有名なイスラム教徒でもある。
長い間スポーツの世界を取材しているが、その中でも忘れられない瞬間がある。
プロボクシングのWBC世界ミドル級6位の村田諒太(30)=帝拳=が8日、プロ11戦目(7月23日、米ラスベガス)に向けた当地での合宿へ成田空港から出発した。約2週間の予定で、契約するトップランク社のジムなどでスパーリング中心のメニューを行う。
プロボクシングのダイヤモンドグローブ(9日、東京・後楽園ホール)の前日計量が8日、東京都内で行われ、日本バンタム級王者の益田健太郎(33)=新日本木村=がリミットより100グラム軽い53・4キロで、同級1位の川口裕(29)=グリーンツダ=は53・5キロでパスした。
米ニューヨーク市は7日、スポーツの聖地マディソンスクエアガーデンに隣接する西33丁目の通りを、3日に74歳で死去したボクシング元世界王者ムハマド・アリ氏の栄誉をたたえ「アリ・ウエー」と一時的に変更すると発表した。デブラシオ市長は声明で「リングの内外を問わず、闘いから逃げなかった」と黒人差別撤廃の公民権運動の象徴でもあったアリ氏に敬意を表した。
3日に死去したボクシングの元ヘビー級世界王者ムハマド・アリ氏の公葬で、同氏を描いた映画の主役を演じた俳優ウィル・スミスや、元同級世界王者レノックス・ルイス氏がひつぎを担ぐことが決まったと米スポーツ専門局ESPNなどが6日、報じた。
ボクシングの2階級制覇を狙う田中恒成(畑中)が7日、名古屋市内の所属ジムで練習を再開した。世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級王座を返上。ライトフライ級に1階級上げ、5月のノンタイトル戦ではKO勝ち。「この前の試合は通過点。年内に2階級制覇を達成したい」と決意を新たにした。
プロボクシングの古口ジムは6日、IBF世界Sバンタム級1位の和気慎吾(28)が、7月20日にエディオンアリーナ大阪で同級2位ジョナタン・グスマン(26)=ドミニカ共和国=と王座決定戦を行うと発表した。WBA世界フライ級王者の井岡一翔(27)=井岡=とのダブル世界戦となる。
プロボクシング・エキシビションマッチ(6日、後楽園ホール)引退発言を撤回したモデルボクサーの高野人母美(協栄)が中止になった試合に替え、2ラウンドのエキシビションマッチに出場。練習不足からか動きに切れがなく、相手のパンチを浴び続けた。リング上で「このたびは私の不用意な発言でいろいろな方に迷惑をかけて、すみませんでした」と謝罪。現役を続ける意向で「東洋太平洋王者になって1年がたつのに、こんなことになって申し訳ない気持ち」と神妙な面持ちで話した。
世界ボクシング評議会(WBC)女子ミニフライ級タイトルマッチ10回戦は6日、東京・後楽園ホールで行われ、王者の黒木優子(YuKO)が8回2分9秒KOで挑戦者のノル・グロ(フィリピン)を下し、4度目の防衛に成功した。
国際ボクシング連盟(IBF)スーパーバンタム級1位の和気慎吾(古口)が7月20日にエディオンアリーナ大阪で同級2位ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)との王座決定戦に臨むと6日、所属ジムが発表した。世界初挑戦となる。
3月に王座に返り咲いたプロボクシング日本バンタム級王者の益田健太郎(33)=新日本木村=が、同級1位の川口裕(29)=グリーンツダ=を相手に初防衛戦を迎える。年内の世界初挑戦を実現させるため、負けられない一戦だ。
3日死去したボクシングの元世界ヘビー級チャンピオン、ムハマド・アリ氏の公葬が10日に出身地の米南部ケンタッキー州ルイビルで営まれることが決まった。ビル・クリントン元大統領らが参列し弔辞を読み上げる予定。アリ氏の家族の代理人が4日の記者会見で明らかにした。死因は敗血症性ショックだった。
最強の敵であり、のちに盟友となったアリ氏がこの世から去った。猪木氏はトレードマークの赤いマフラーではなく、弔意を表して黒いマフラーで登場。沈痛な表情を浮かべながら独特の表現で、惜別の言葉を贈った。
プロボクシングの元世界ヘビー級王者、ムハマド・アリ氏が3日(日本時間4日)、呼吸器系の病気で入院していた米国アリゾナ州フェニックスの病院で死去した。74歳だった。
アリを追いかけた未明の“ロードワーク”は、40年たったいまでも忘れがたい思い出だ。
アリ氏はプロボクサーとしての枠を超え、人種や宗教に対する差別に抵抗し続けた。
同時代に活躍した元世界バンタム級王者・ファイティング原田氏「もう世界中を探しても、ああいうスーパースターは出てこないだろう。大きな損失。ショックで仕方ない」元WBA世界Lフライ級王者・具志堅用高氏「(アントニオ猪木氏との異種格闘技戦の際に)生で見たいと朝6時くらいから(ホテルで)待っていた。エレベーターから赤いじゅうたんが敷かれて(ロードワークのために外へ)走っていった。大きくて力士みたいだった」前WBA世界Sフェザー級スーパー王者・内山高志「ボクシングのスタイルも好きだし、差別とかと闘ってきたのもすごいと思っていた。憧れというか雲の上の存在。一度は会ってみたかった」ロンドン五輪ミドル級金メダリスト・村田諒太「伝説の人が亡くなって一つの時代が終焉、また新しい時代が始まったのかなと思う。ボクシングの枠を飛び越えたヒーロー。全てがドラマになる人だったのだと思う」元3階級世界王者・亀田興毅氏「アリのスタイルとパフォーマンスなど、大きく影響を受けた」ボクシングに詳しい作家・安部譲二さん「僕にとっては、ムハマド・アリというよりも、改名前のカシアス・クレイの登場が衝撃的だった。バンタム級のように華麗なフットワークをヘビー級に持ち込み、まさにF1レースのマシンが公道を走っているかのようだった」
プロボクシングの元世界ヘビー級王者、ムハマド・アリ氏が3日(日本時間4日)、呼吸器系の病気で入院していた米国アリゾナ州フェニックスの病院で死去した。74歳だった。