
村田、“タイソン流”で戴冠へ 10Rスパー消化「自信になった」/BOX
プロボクシングのWBA世界ミドル級王座決定戦(5月20日、有明コロシアム)で世界初挑戦する同級2位の村田諒太(31)=帝拳=が26日、東京都内の所属ジムで試合前最長となる10ラウンドのスパーリングを消化した。
プロボクシングのWBA世界ミドル級王座決定戦(5月20日、有明コロシアム)で世界初挑戦する同級2位の村田諒太(31)=帝拳=が26日、東京都内の所属ジムで試合前最長となる10ラウンドのスパーリングを消化した。
日本で初めてボクシング世界主要4団体で王座に就き、今月プロを引退してアマチュアとして2020年東京五輪出場を目指すと表明した高山勝成(名古屋産大)が26日、愛知県尾張旭市内で練習を公開した。
世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級タイトルマッチ(5月13日・バーミンガム=英国)で世界初挑戦する同級10位の村中優(31)=フラッシュ赤羽=が26日、東京都内の所属ジムで練習を公開し「世界戦だろうがノンタイトルだろうがあまり変わらない。周りの期待があるので応えたい。いけると思うし、期待してください」と言い切った。
プロボクシング・東洋太平洋ミニマム級タイトルマッチ(25日、後楽園ホール)王者の京口紘人(23)=ワタナベ=が、同級2位のジョナサン・レフジョ(23)=フィリピン=に3-0の判定で勝ち、初防衛に成功した。日本Sウエルター級2位の井上岳志(27)=ワールド=は同級1位の斉藤幸伸丸(38)=輪島=に7回1分10秒、TKOで勝ち、空位の王座を獲得した。
王者は数字もガッポリと稼いだ。V5に成功した23日のダブル世界戦。メインで登場した井岡戦の平均視聴率は関西地区が15・6%(関東地区も15・6%)。関西地区の占拠率は20・0%で同時間帯のトップだった。
5月20日にWBA世界ミドル級王座決定戦(有明コロシアム)に挑む同級2位、村田諒太(31)=帝拳=が24日、東京都内の所属ジムでパトリック・デイ(24)=米国=とのスパーリングを消化した。同級の新旧王者のパートナーを務めた経験があるデイは「今まで練習した選手よりも強い。最後は右ストレートでKO勝ちする」と“予言”。村田は「リップサービスでしょうね」と照れ笑いを浮かべた。
世界ボクシング協会(WBA)フライ級王座の5度目の防衛を果たし、具志堅用高が持つ世界戦通算14勝の日本記録に並んだ井岡一翔(井岡)が勝利から一夜明けた24日、大阪市内の所属ジムで記者会見し「並べたことは光栄。これにとどまらず、やっていきたい」と今後の抱負を述べた。
格の違いを見せつけた。KOこそ逃したが、有言実行のV5。文句なしの3-0判定だ。傷ひとつないきれいな顔で、世界戦の通算勝利数は「14」に到達した。
プロボクシング・ダブル世界タイトルマッチ(23日、エディオンアリーナ大阪)WBOバンタム級6位の大森将平(24)=ウォズ=は、マーロン・タパレス(25)=フィリピン=に11回TKOで敗れ、世界初挑戦での王座獲得はならなかった。
具志堅氏が、まな弟子の比嘉大吾(21)と井岡との統一戦を熱望していると伝え聞いた井岡の父で井岡ジムの井岡一法会長は23日、「一翔がやりたいといえば、実現できるように動くだけ。全ては一翔の気持ち次第」と前向きに語った。比嘉は5月20日にWBC世界フライ級王座に初挑戦するが、王者のフアン・エルナンデス(30)=メキシコ=は2011年に当時世界ミニマム級王者だった井岡が判定で下し、初防衛に成功した相手でもある。
プロボクシング・ダブル世界タイトルマッチ(23日、エディオンアリーナ大阪)井岡の圧勝だった。数ポイント差をつけたジャッジもいたが、自分の採点では減点を除き1ポイントも落としていない。文句なしの勝利だった。
プロボクシング・WBO世界バンタム級タイトルマッチ(23日、エディオンアリーナ大阪)世界初挑戦のノクノイは判定負け。「残念だが、ここまで来られてうれしい。タイのファンには3回くらいしかもたないと言われていた。みんなが言うほど弱くない」とすっきりした表情だった。
プロボクシング・WBA世界フライ級タイトルマッチ(23日、エディオンアリーナ大阪)王者・井岡一翔(28)=井岡=が、同級2位のノクノイ・シットプラサート(30)=タイ=に3-0で判定勝ち。5度目の防衛に成功し、具志堅用高に並ぶ世界戦国内最多タイの14勝目となった。