
女子ライトフライ級王者・柴田の防衛戦が延期/BOX
国際ボクシング連盟(IBF)女子ライトフライ級王者の柴田直子(ワールドスポーツ)が27日にメキシコで行う予定だった同級2位のエスメラルダ・モレノ(メキシコ)との4度目の防衛戦が延期されたことが18日、分かった。関係者によると、モレノ陣営が興行的な理由から申し入れたもので、7月中旬にずれ込む見通し。
国際ボクシング連盟(IBF)女子ライトフライ級王者の柴田直子(ワールドスポーツ)が27日にメキシコで行う予定だった同級2位のエスメラルダ・モレノ(メキシコ)との4度目の防衛戦が延期されたことが18日、分かった。関係者によると、モレノ陣営が興行的な理由から申し入れたもので、7月中旬にずれ込む見通し。
日本ボクシングコミッション(JBC)を懲戒解雇された元事務局長、安河内(やすこうち)剛さん(54)が、処分は不当としてJBCを相手に地位確認などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(石井忠雄裁判長)は17日、処分を無効と認め、未払い賃金の支払いなどを命じた一審東京地裁判決を支持し、JBC側の控訴を棄却した。
国際ボクシング殿堂入りした元世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏(59)が17日、式典が開かれた米国から成田空港に帰国した。名前が彫られた記念の指輪を左手につけ「現地のムードに感動した。ボクシングをやってきて本当に良かった」と喜びを語った。
やむを得ない判断かもしれない。プロボクシングの日本ヘビー級が再び消滅する可能性が出てきた。
ボクシングの日本選手最速、プロ5戦目で世界王座を獲得したWBO世界ミニマム級王者・田中恒成(畑中)が20歳の誕生日を迎えた15日、取材に応じ、「皆さんにもっと大きな夢を見せられる20代にしたい。最高という言葉が当てはまるボクサーに近づきたい」と話した。理想は元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(45)。陣営は年内にもLフライ級での世界2階級制覇や、現階級での2団体統一戦実現をにらみ、大みそかの試合会場は愛知県体育館を予約済みだ。 (名古屋市内)
東日本ボクシング協会は15日、東京都内で理事会を開き、静岡地裁の再審開始決定で釈放された元プロボクサーの袴田巌さん(79)が前座試合の中から最も優れた選手を選ぶ「袴田賞」を創設することを決めた。
国際ボクシング連盟(IBF)バンタム級暫定王座決定戦(13日・英国)でプロ2敗目を喫した岩佐亮佑(セレス)が15日、成田空港に帰国し「(2011年3月の山中慎介=帝拳=戦以来)久々の負けだったので、心のダメージを落ち着かせるために休みたい。ゆっくり出直そうと思う」と再起を見据えた。
ボクシング界の功労者を表彰する国際ボクシング殿堂の式典が14日、米ニューヨーク州カナストータで行われ、元世界ライトフライ級王者で13連続王座防衛の日本記録を持つ具志堅用高氏(59)は英語を交えたスピーチで「この素晴らしい一日を忘れない。殿堂入りの仲間入りを果たせて大変うれしい」と感激に浸った。
敵地に乗り込んだ岩佐に厳しい現実が待っていた。6回。ハスキンスの左フックを顎に受けてダウン。立ち上がったものの、さらに連打を浴びてTKO負けした。プロ21戦目、25歳でたどり着いた世界戦は完敗だった。
ボクシングの世界戦が13日、米アラバマ州バーミングハムで行われ、世界ボクシング評議会(WBC)ヘビー級王者のデオンテイ・ワイルダー(米国)がエリック・モリナ(米国)に9回KO勝ちで初防衛を果たした。
国際ボクシング連盟(IBF)バンタム級3位の岩佐亮佑(セレス)は12日、英国のブリストルで13日(日本時間14日)に行われる同級暫定王座決定戦の前日計量に臨み、1回目に53・2キロでパスした。対戦相手で同級4位のリー・ハスキンス(英国)は53・5キロだった。
プロボクシングのIBF世界Sバンタム級の指名挑戦者決定戦を制した同級6位の和気(わけ)慎吾(27)=古口=の世界初挑戦が年内に行われることが11日、確実になった。試合から一夜明け、陣営に、IBFから「指名挑戦者として認める」との通知があった。9月末から指名試合の交渉に入る見込みで、プロモートする協栄ジムの金平桂一郎会長(49)は「年内に世界戦が実現できる」と説明した。
国際ボクシング連盟(IBF)バンタム級3位の岩佐亮佑(セレス)が11日、英国のブリストルで13日(日本時間14日)に行われる暫定王座決定戦に向けた記者会見に臨み、「判定まで行くつもりはない。中盤でKOしたい」と勝利を誓った。
プロボクシング(10日、後楽園ホール)IBF世界Sバンタム級指名挑戦者決定戦12回戦が行われ、同級6位の和気慎吾(27)=古口=が3位マイク・タワッチャイ(29)=タイ=に判定3-0で勝ち、王者カール・フランプトン(28)=英国=への挑戦権を獲得した。
ボクシング東洋太平洋女子Sバンタム級王座決定戦が10日行われ、1位の高野人母美(27)=協栄=が同級2位のノーンブア・ルークプライアリー(24)=タイ=に3-0で判定勝ちし、王座を獲得した。モデルとの二足のわらじを履く高野は身長、リーチで20センチ以上の体格差を生かして試合を支配。何度も右ストレートを打ち込んでの完勝劇に「夢を見ているような気分。現実とは思えない。さらに上、世界を目指していきたい」と涙ながらに喜んだ。 (後楽園ホール)
国際ボクシング連盟(IBF)スーパーバンタム級指名挑戦者決定戦12回戦は10日、東京・後楽園ホールで行われ、同級6位の和気慎吾(古口)が3位のマイク・タワッチャイ(タイ)に判定勝ちし、王者カール・フランプトン(英国)への挑戦権を獲得した。
国際ボクシング殿堂入りする元世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏(59)が10日に成田空港で、式典が行われる米国への出発を前に「引退して30年が過ぎて、おそらく(殿堂入りは)ないと思っていた。本当にうれしい」と心境を語った。
モデルボクサーの高野が奇抜な姿で計量会場に現れた。獅子の衣装をまとって歌舞伎の舞いを披露し、そのままスケールに乗ると体重オーバー。その後、一部シースルーの全身タイツに変身して、200グラムアンダーでクリアした。2013年4月のプロデビューから9戦目でタイトル初挑戦。「身の引き締まる思い。KOしてベルトを取る」と意気込んだ。
プロボクシング・IBF世界Sバンタム級挑戦者決定戦の前日計量が9日、東京都内で行われ、同級6位の和気慎吾(27)=古口=がリミットの55・3キロで一発クリア。東洋太平洋女子Sバンタム級王座決定戦に出場する同級1位の“モデルボクサー”高野人母美(27)=協栄=は55・1キロだった。
東洋太平洋Sバンタム級王座決定戦に出場する同級1位の高野人母美(27)=協栄=が9日、前日計量に連獅子姿で登場した。
ダイヤモンドグローブ(8日、後楽園ホール)プロボクシングの元東洋太平洋、日本ミドル級王者のカシアス内藤氏(66)の長男で日本Sフェザー級王者の内藤律樹(23)=E&Jカシアス=がライト級10回戦で、元東洋太平洋、日本ライト級王者の荒川仁人(33)=ワタナベ=に3-0で判定勝ちした。東洋太平洋フライ級王者の江藤光喜(27)=白井・具志堅スポーツ=は、同級12位の福本雄基(29)=三迫=を8回1分39秒、TKOで下して2度目の防衛に成功した。
世界ボクシング協会(WBA)アジアのミニマム級王者の加納陸(17)=大成=が7日、兵庫県三田市で国内デビュー戦のノンタイトル6回戦に臨んだ。ともに世界王者を目指しながら、白血病のために17歳で亡くなった友、服部海斗さんの「追悼興行」で、インドネシア選手に3回1分30秒でKO勝ちした。
世界ボクシング評議会(WBC)ミドル級タイトルマッチは6日、ニューヨークで行われ、チャンピオンのミゲル・コット(プエルトリコ)がダニエル・ギール(オーストラリア)に4回TKO勝ちで防衛した。戦績は40勝4敗(33KO)となった。
プロボクシング元世界3階級王者の亀田興毅(28)=亀田=が6日、東京都内で取材に応じ、WBA世界Sフライ級王者の河野公平(34)=ワタナベ=とのタイトルマッチの延期を了承する意向を示した。