2018年4月16日時点での、各団体、各階級の世界チャンピオンの一覧です。
国別のタイトル保持数も表にまとめました。
ヘビー級(200ポンド超)
WBC王者 デオンテイ・ワイルダー(Deontay Wilder USA)
WBAスーパー王者 アンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua Great Britain)
WBA王者 マニュエル・チャー(Manuel Charr Lebanon)
IBF王者 アンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua Great Britain)
WBO王者 アンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua Great Britain)
IBO王者 アンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua Great Britain)
クルーザー級(~200ポンド)
WBC王者 アレクサンダー・ウシク(Aleksandr Usyk Ukraine)
WBAスーパー王者 ムラト・ガシエフ(Murat Gassiev Russia)
WBA王者 空位
IBF王者 ムラト・ガシエフ(Murat Gassiev Russia)
WBO王者 アレクサンダー・ウシク(Aleksandr Usyk Ukraine)
IBO王者 ケビン・レリーナ(Kevin Lerena South Africa)
ライト・ヘビー級(~175ポンド)
WBC王者 アドニス・スティーブンソン(Adonis Stevenson Canada)
WBAスーパー王者 空位
WBA王者 ディミトリー・ビボル(Dmitry Bivol Russia)
IBF王者 アルツール・ベテルビエフ(Artur Beterbiev Russia)
WBO王者 セルゲイ・コバレフ(Sergey Kovalev Russia)
IBO王者 カロ・ムラート(Karo Murat Germany)
スーパー・ミドル級(~168ポンド)
WBC王者 デビッド・べナビデス(David Benavidez USA)
WBAスーパー王者 ジョージ・グローブス(George Groves Great Britain)
WBA王者 タイロン・ツォイゲ(Tyron Zeuge Germany)
IBF王者 ジェームス・デゲイル(James DeGale Great Britain)
WBO王者 ギルバート・ラミレス(Gilberto Ramirez Mexico)
IBO王者 空位
ミドル級(~160ポンド)
WBC王者 ゲンナディー・ゴロフキン(Gennady Golovkin Kazakhstan)
WBAスーパー王者 ゲンナディー・ゴロフキン(Gennady Golovkin Kazakhstan)
WBA王者 村田 諒太(Ryota Murata Japan)
IBF王者 ゲンナディー・ゴロフキン(Gennady Golovkin Kazakhstan)
WBO王者 ビリー・ジョー・サンダース(Billy Joe Saunders Great Britain)
IBO王者 ゲンナディー・ゴロフキン(Gennady Golovkin Kazakhstan)
スーパー・ウェルター級(~154ポンド)
WBC王者 ジャーメル・チャーロ(Jermell Charlo USA)
WBAスーパー王者 ジャレット・ハード(Jarrett Hurd USA)
WBA王者 ブライアン・カルロス・カスターノ(Brian Castano Argentina)
IBF王者 ジャレット・ハード(Jarrett Hurd USA)
WBO王者 サダム・アリ(Sadam Ali USA)
IBO王者 ジャレット・ハード(Jarrett Hurd USA)
ウェルター級(~147ポンド)
WBC王者 キース・サーマン(Keith Thurman USA)
WBAスーパー王者 キース・サーマン(Keith Thurman USA)
WBA王者 ルーカス・マティセ(Lucas Matthysse Argentina)
IBF王者 エロール・スペンス・ジュニア(Errol Spence Jr. USA)
WBO王者 ジェフ・ホーン(Jeff Horn Australia)
IBO王者 空位
スーパー・ライト級(~140ポンド)
WBC王者 ホセ・ラミレス(Jose Ramirez USA)
WBAスーパー王者 空位
WBA王者 キリル・レリック(Kiryl Relikh Belarus)
IBF王者 マイキー・ガルシア(Mikey Garcia USA)
WBO王者 空位
IBO王者 マホメド・ミモウン(Mohamed Mimoune France)
ライト級(~135ポンド)
WBC王者 マイキー・ガルシア(Mikey Garcia USA)
WBAスーパー王者 空位
WBA王者 ホルヘ・リナレス(Jorge Linares Venezuela)
IBF王者 ロバート・イースター・ジュニア(Robert Easter Jr. USA)
WBO王者 レイムンド・ベルトラン(Ray Beltran USA )
IBO王者 エマニュエル・タゴエ(Emmanuel Tagoe Ghana)
スーパー・フェザー級(~130ポンド)
WBC王者 ミグエル・ベルチェルト(Miguel Berchelt Mexico)
WBAスーパー王者 空位
WBA王者 アルベルト・マチャド(Alberto Machado Puerto Rico)
IBF王者 尾川 堅一(Kenichi Ogawa Japan)
WBO王者 ワシル・ロマチェンコ(Vasyl Lomachenko Ukraine)
IBO王者 シャフカト・ラキモフ(Shavkat Rakhimov Russia)
フェザー級(~126ポンド)
WBC王者 ゲイリー・ラッセル・ジュニア(Gary Russell Jr USA)
WBAスーパー王者 レオ・サンタ・クルス(Leo Santa Cruz Mexico)
WBA王者 アブネル・マレス(Abner Mares Mexico)
IBF王者 リー・セルビ―(Lee Selby Great Britain)
WBO王者 オスカー・バルデス(Oscar Valdez Mexico)
IBO王者 空位
スーパー・バンタム級(~122ポンド)
WBC王者 レイ・バルガス(Rey Vargas Mexico)
WBAスーパー王者 空位
WBA王者 ダニー・ローマン(Danny Roman USA)
IBF王者 岩佐 亮佑(Ryosuke Iwasa Japan)
WBO王者 ジェシー・マグダレノ(Jessie Magdaleno USA)
IBO王者 空位
バンタム級(~118ポンド)
WBC王者 空位
WBAスーパー王者 ライアン・バーネット(Ryan Burnett Great Britain)
WBA王者 ジェイミー・マクドネル(Jamie McDonnell Great Britain)
IBF王者 空位
WBO王者 ゾラニ・テテ(Zolani Tete South Africa)
IBO王者 空位
スーパー・フライ級(~115ポンド)
WBC王者 シーサケット・ソー・ルンヴィサイ(Srisaket Sor Rungvisai Thailand)
WBAスーパー王者 空位
WBA王者 カリッド・ヤファイ(Kal Yafai Great Britain)
IBF王者 ヘルウィン・アンカハス(Jerwin Ancajas Philippines)
WBO王者 空位
IBO王者 ギデオン・ブゼレジ(Gideon Buthelezi South Africa)
フライ級(~112ポンド)
WBC王者 クリストファー・ロサレス(Cristofer Rosales Nicaragua)
WBAスーパー王者 空位
WBA王者 アーテム・ダラキアン(Artem Dalakian Azerbaijan)
IBF王者 空位
WBO王者 木村 翔(Sho Kimura Japan)
IBO王者 空位
ライト・フライ級(~108ポンド)
WBC王者 寺地 拳四朗(Ken Shiro Japan)
WBAスーパー王者 田口 良一(Ryoichi Taguchi Japan)
WBA王者 カルロス・カニサレス(Carlos Canizales Venezuela)
IBF王者 田口 良一(Ryoichi Taguchi Japan)
WBO王者 アンヘル・アコスタ(Angel Acosta Puerto Rico)
IBO王者 空位
ミニマム級(~105ポンド)
WBC王者 ワンヒン・ミナヨーシン(Wanheng Menayothin Thailand)
WBAスーパー王者 空位
WBA王者 ノックアウト・CP・フレッシュマート(Knockout CP Freshmart Thailand)
IBF王者 京口 紘人(Hiroto Kyoguchi Japan)
WBO王者 山中 竜也(Ryuya Yamanaka Japan)
IBO王者 シンフィエ・フォンコ(Simphiwe Khonco South Africa)
前回更新時(3月4日)からの変動
ヘビー級
WBO王者のジョセフ・パーカーと、IBO・IBF王者のアンソニー・ジョシュアの統一戦が3月31日に行われ、アンソニー・ジョシュアが僅差の判定で勝利し(118-110が2者、119-109が1者)、3団体の王座統一に成功した。
ライト・ヘビー級
イゴール・ミハルキンが返上し、空位となったタイトルの決定戦がカロ・ムラット(Karo Murat/アルメニア)とトラビス・リーブス(Travis Reeves/アメリカ)により行われ、カロ・ムラットが12ラウンドKOで勝利をおさめ、新チャンピオンとなった。
カロ・ムラットは2度目の世界挑戦でタイトル獲得に成功した。(最初の世界戦は2013年10月の対バーナード・ホプキンス戦)
スーパー・ミドル級
ジェームス・デゲイル対カレブ・トゥルーアックスのリベンジマッチは3-0の判定でジェームス・デゲイルがリベンジに成功。タイトルを取り戻した。
この試合、デゲイルのバッティングが酷かったですね。
それに一人117-110の大差をつけていたジャッジがいましたが、それほど大差のつくような内容ではなかった。疑問が残る判定結果でした。
スーパー・ウェルター級
WBA・IBO王者のエリスランディー・ララとIBF王者のジャレット・ハードによる3団体統一戦が4月7日に行われ、ジャレット・ハードが終始攻勢を保ち、最終ラウンドにララからダウンも奪い、僅差の判定で勝利を収めました。
ハードは3団体統一に成功。この階級での存在感がぐっと増しました。
スーパー・ライト級
・空位だったWBCタイトルは、ホセ・ラミレス(Jose Carlos Ramirez)とアミール・イマム(Amir Imam)の決定戦が行われ、ホセ・ラミレスが3-0の判定で勝利し、新チャンピオンとなった。
ラミレスは22戦全勝。初の世界挑戦でタイトル獲得に成功した。
・同じく空位だったWBAタイトルは、キリル・レリック(Kiryl Relikh/ベラルーシ)とランセス・バルテレミー(Rances Barthelemy/キューバ)により決定戦が行われ、キリル・レリックが大差の判定勝利をおさめ、新チャンピオンとなりました。
キリル・レリックは2016年10月にリッキー・バーンズに敗れて以来、2度目の世界挑戦で初の戴冠となりました。
・WBCライト級王者のマイキー・ガルシアがIBFスーパー・ライト級王者のセルゲイ・リピネッツに挑戦し、大差の判定勝利でマイキー・ガルシアがタイトルを獲得した。
ガルシアはライト級・Sライト級の2階級同時王者となった。
危なげなく無敗記録を更新しているガルシアですが、今後はロマチェンコやリナレスといったトップレベルの実力者とのビッグマッチを期待したいですね。
しばらく空位だったSライト級タイトルも役者が揃ってきました。
スーパー・フライ級
井上尚弥選手がバンタムに階級を上げたことにより、現在WBOのタイトルが空位となっている。
フライ級
・16度連続KO記録もかかった比嘉大吾選手の3度目の防衛戦でしたが、計量失格で試合前にタイトルは剥奪。
試合の内容も挑戦者のクリストファー・ロサレスの手数に終始押される展開で、9ラウンドTKOで比嘉選手が敗れ、クリストファー・ロサレスが新チャンピオンとなった。
日本人王者が計量失格となったケースは今回が初、比嘉選手には今後JBCからペナルティーが課されることになる。
調整に失敗しましたけど、記録のかかった試合で攻めたマッチメイクは悪くなかったですよ。
比嘉選手のパフォーマンスが十分に発揮できる階級で再起してくれることを期待したいです。
・ドニー・ニエテスがスーパー・フライ級に階級を上げたことにより、IBFのタイトルは空位となっている。
モルティ・ムザラネ(Moruti Mthalane/南アフリカ)とムハンマド・ワシーン(Muhammad Waseem/パキスタン)によるこのタイトルの決定戦が7月に予定されている。
ライト・フライ級
田口良一選手がミラン・メリンドとの統一戦を制し、統一王者となったことで空位となった正規タイトルの決定戦が、カルロス・カニサレスと小西伶弥選手とで行われ、カルロス・カニサレスが3-0の判定で勝利し、新チャンピオンとなった。
カニサレスは2016年年末に田口選手に挑戦し敗れて以来の2度目の世界挑戦で初のタイトルを獲得した。
国別タイトル獲得数
国名 | タイトル数 |
---|---|
アメリカ(USA) | 18 |
イギリス(GreatBritain) | 11 |
日本(Japan) | 9 |
メキシコ(Mexico) | 6 |
ロシア(Russia) | 5 |
カザフスタン(Kazakhstan) | 4 |
南アフリカ(SouthAfrica) | 4 |
タイ(Thailand) | 3 |
ウクライナ(Ukraine) | 3 |
アルゼンチン(Argentina) | 2 |
ドイツ(Germany) | 2 |
プエルトリコ(PuertoRico) | 2 |
ベネズエラ(Venezuela) | 2 |
オーストラリア(Australia) | 1 |
アゼルバイジャン(Azerbaijan) | 1 |
ベラルーシ(Belarus) | 1 |
カナダ(Canada) | 1 |
フランス(France) | 1 |
ガーナ(Ghana) | 1 |
レバノン(Lebanon) | 1 |
ニカラグア(Nicaragua) | 1 |
フィリピン(Philippines) | 1 |
※出生地でカウントしています。
※統一王者は保持する全てのベルト数をカウントしています。
アメリカが独走状態。
それ以外の国では、アゼルバイジャン、ベラルーシ、フランス、レバノン、ニカラグアなどの国の新チャンピオンが生まれ、国際色豊かな顔ぶれとなってきました。
【New!】ボクシング世界チャンピオン一覧
2019年11月13日時点での、各団体、各階級の世界チャンピオンの一覧です。 しばらく更新をさぼっている間にだいぶ様変わりしました。