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　世界ボクシング協会（ＷＢＡ）のダブル世界戦（３１日、大田区総合体育館）の前日計量が３０日、東京都内で行われ、スーパーフェザー級スーパー王座奪還に挑む同級２位の内山高志、ライトフライ級で５度目の防衛を目指す田口良一（ともにワタナベ）ら４選手が１回でパスした。

　豪華メンバーが勢ぞろいする『ボクシングフェス２０１６』は３０日、東京・有明コロシアムで行われる。ＷＢＯ世界スーパーフライ級王者・井上尚弥（２３＝大橋）、ＩＢＦ世界ライトフライ級王者・八重樫東（３３＝大橋）の両チャンピオンが、挑戦者を迎え撃つダブル世界戦のほか、ロンドン五輪ミドル級金メダルの村田諒太（３０＝帝拳）、同バンタム級銅メダルの清水聡（３０＝大橋）のメダリストコンビもノンタイトル戦で参戦する。注目のゴングが迫るなか、世界戦１３連続防衛の日本記録を持つ伝説のチャンピオン、具志堅用高氏（６１＝元ＷＢＡ世界ライトフライ級王者）に見どころや４選手にとっての今大会の意味を聞いた。試合は３０日午後６時からフジテレビ系で生中継される。

　世界ボクシング協会（ＷＢＡ）ダブル世界戦（３１日・大田区総合体育館）の調印式と記者会見が２９日、東京都内で行われ、スーパーフェザー級スーパー王者ジェスレル・コラレス（パナマ）と再戦する同級２位の内山高志（ワタナベ）は「前回は負ける悔しさを初めて味わい、ばねにしてやってきた。リベンジしたい」と静かな語り口ながら王座返り咲きへ意欲を燃やした。

　ボクシングのダブル世界戦（３０日、有明コロシアム）の前日計量が２９日、東京都内で行われ、世界ボクシング機構（ＷＢＯ）スーパーフライ級タイトルマッチに臨む王者の井上尚弥（大橋）と挑戦者の河野公平（ワタナベ）、国際ボクシング連盟（ＩＢＦ）ライトフライ級王者の八重樫東（大橋）ら４選手はいずれも１回でパスした。

　ボクシングのダブル世界戦（３１日、島津アリーナ京都）の予備検診が２９日、京都市内で行われ、世界ボクシング協会（ＷＢＡ）フライ級王者の井岡一翔（井岡）、国際ボクシング連盟（ＩＢＦ）スーパーバンタム級王座を狙う小国以載（角海老宝石）ら４選手は異常なしと診断された。

　「ボクシングフェス２０１６」はあす３０日、注目のゴングが鳴る。怪物・井上尚弥、激闘王・八重樫東の両チャンピオンのダブル世界戦に加え、村田諒太、清水聡のロンドン五輪メダリストコンビも参戦。夢の競演と呼ぶにふさわしい一夜になりそうだ。試合の模様は３０日午後６時からフジテレビ系で生中継される。