ニュース

　別人のような姿だった。大一番に向けてリングでミット打ちなどを披露した内山は背中を丸めてやや前かがみ。ガードを高く固め、体を低く前に出る。ほぼ直立だった姿勢からリベンジ仕様の新スタイルに切り替えた。

　内山のボクシングが大きく変わった。コラレスを研究した上での判断だろうが、私は疑問を持っている。

　世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）女子ミニフライ級タイトルマッチ１０回戦は１８日、福岡市九電記念体育館で行われ、チャンピオンの黒木優子（ＹｕＫＯ）が挑戦者で前王者の安藤麻里（フュチュール）を３－０の判定で下し、５度目の防衛を果たした。

　世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）女子ミニフライ級タイトルマッチ１０回戦は１８日、福岡市九電記念体育館で行われ、チャンピオンの黒木優子（ＹｕＫＯ）が挑戦者で前王者の安藤麻里（フュチュール）を３－０の判定で下し、５度目の防衛を果たした。

　前世界ボクシング協会（ＷＢＡ）スーパーフェザー級スーパー王者の３７歳、内山高志（ワタナベ）が１８日、東京都内の所属ジムで現スーパー王者のジェスレル・コラレス（パナマ）に挑戦する世界戦（３１日、大田区総合体育館）に向けた練習を公開し「借りを返す時が近づいてきた」と王座奪還を誓った。

　プロボクシングのＩＢＦ世界Ｌフライ級王者の八重樫東（３３）＝大橋＝が１７日、横浜市内の所属ジムで２度目の防衛戦（３０日、東京・有明コロシアム）に向けた練習を公開した。

　プロボクシング世界王者の八重樫東が、芸能事務所プラチナプロダクションと専属マネジメント契約を結んだ。同事務所が１７日、発表した。

　約８カ月ぶりの試合を迎える八重樫はしっかりと仕上げてきた。前回の試合前に左肩を痛め、回復が心配だったが、以前よりも左のパンチが多彩になった印象だ。ジャブの後にフック、アッパーを打ってから、右ストレートにつなげられるようになり、攻撃のパターンが充実してきた。

　帝拳ジムでの練習を終えた元世界２階級王者の粟生隆寛（３２）は、寂しげな顔だった。今月９日、兄貴と慕った３階級王者の長谷川穂積（３５）が現役引退を発表。「１週間ほど前に電話をもらって聞いた。めちゃくちゃ寂しい」とつぶやくように話した。

　国際ボクシング連盟（ＩＢＦ）ライトフライ級王者の八重樫東（大橋）が１７日、２度目の防衛戦（３０日・有明コロシアム）に向けた練習を横浜市の所属ジムで公開し「順調に来ている。自分らしい攻めるボクシングを見せたい」と調子の良さを口にした。

　世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）女子ミニフライ級チャンピオンの黒木優子（ＹｕＫＯ）が５度目の防衛戦（福岡市九電記念体育館）を翌日に控えた１７日、福岡市内で調印式と前日計量に臨み「ＫＯ勝ちをしたいのが一番。練習してきたことを出すだけ」と抱負を述べた。

　日本のボクシング界に復帰できるようになった。この３年、いろんなことがあった。お兄ちゃん（長男・興毅）、大ちゃん（次男・大毅）が引退。これまで一番下の弟と見られるのが嫌だった。２人の引退で、やっと俺にスポットライトが当たる。新しいスタートだ。それと同時に、亀田家の現役は俺だけになったので、責任感が強くなった。２人分の夢を背負って戦い、夢のビッグマッチを実現させて、悔いなく引退したい。

　強敵を退けるのは強烈なパンチだけではない。田口が身につけた“押し相撲”を駆使してＶ５を狙う。

　５度目の防衛戦に備えて、田口がスタイルを変えた。本来はボクサータイプだが、かなりファイター寄りになった。これまでスピードのあるジャブから右ストレートにつなげていたが、今回はワンツーを打った後に自ら距離を詰めて、左フック、右アッパーなどを打っている。

　世界ボクシング協会（ＷＢＡ）ライトフライ級王者の田口良一（ワタナベ）が１６日、５度目の防衛戦（３１日・大田区総合体育館）に向けた練習を東京都内のジムで公開し、ミット打ちで力強い左フックを放つなど、順調な調整ぶりをアピールした。１日に３０歳になったばかりのチャンピオンは「いい状態。チャンスがあればどんどん狙っていく」と自信を示した。

　ボクシングの千里馬神戸ジムは１５日、国際ボクシング連盟（ＩＢＦ）スーパーフライ級３位の帝里木下（千里馬神戸）が来年１月２８日にプエルトリコでＩＢＦ指名挑戦者決定戦に臨むと発表した。相手は元同級王者で現在６位のマックジョー・アローヨ（プエルトリコ）。勝てばＩＢＦ王者への挑戦権を得る。